訪問美容の営業にお悩みの方必見!実際に活躍している訪問理美容氏の営業方法はこちら!

2022.03.29

訪問美容師の営業方法として一般的なのが、老人ホームなどの施設へ直接伺うやり方や地域包括支援センターへの訪問です。
そのほかに、ケアマネージャーから紹介してもらうことやチラシのポスティング配布があります。

また、インターネットを上手に活用して、ブログやFacebookで宣伝アピールする人も多いです。
SNSでの営業は、空き時間に自宅やサロン内にてできることもメリットです。

そのほかは、利用者や知り合いの口コミで広がっていきます。
口コミの力は大きいので、「腕が良い」などと評判になれば強いです。
近所で顔の広いお客様は大切にしてください。

それでは、実際の例を見ていきましょう。

 

個人宅への営業方法

訪問美容の営業では、個人宅へ伺うやり方もあります。
個人宅営業のメリットは、足腰が弱るなどの理由でサロンに出かけることができなくなったお客様とつながることができる点です。
信頼関係を築くことができたなら、定期的に利用してもらえる可能性が高くなります。

しかし、訪問美容は法律や地域の条例があり、条件に当てはまる人しか利用できません。
それゆえに、事前に条件に該当する人かどうかを調べておく必要があります。
そうなった時に、要介護者担当のケアマネージャーを通せば安心です。

中には認知症のお客様もいるので、お客様の情報が分かりかねないケースもあります。
ケアマネージャーであればしっかりと把握しているので、正しい情報を入手できます。
無事に顧客になった後も、万が一お客様が予約を忘れるといったトラブルの予防にもなります。

個人宅で仕事するとなると、介護従事者との連携が不可欠です。
ケアマネージャーだけでなく、介護者の家族ともきちんと面会して納得の上で施術に入ることが基本です。
営業の段階で、ケアマネージャーや家族などとよく話をしておくことがポイントになります。

施設への営業方法

 

老人施設や病院へと訪問して働く形は、訪問美容師として非常に多いです。
営業先も、そうした施設関連へとアプローチすることは不可欠になってきます。

当然のことながら、施設や病院のスタッフは24時間忙しく働いています。
伺う際には失礼のないようにすることが何より基本であり重要です。

笑顔で挨拶すること、そして要点を押さえたわかりやすい説明がポイントです。
自身のサロンの施術メリットやほかのサロンとの相違点なども明確に伝えましょう。
何かしら差別化できる強みを理解してもらうことで、仕事がもらえる可能性も高くなります。

多忙な時間に訪問しても、話を聞いてもらえる確率は低いです。
施設の事務スタッフにあらかじめ問い合わせて、担当者のお手すきの時間を聞いてアポを取っておくと確実でしょう。

伺う際には、名刺とパンフレットも持参して時間のある時にでもゆっくりと見てもらうことができれば契約につながりやすいです。
そのチャンスを作るためにも、第一印象において好感を持ってもらえるように頑張りましょう。

断られることも頭に入れておくと、落ち込みが少なくなります。
忙しくて対応してもらえない時もあります。

しかし、あきらめずに足を運ぶこと、そして上手に信頼関係を構築していくことが何より重要です。
直筆の手紙を渡すなどの方法もトライしてみる価値があります。

施設や包括支援センターへの営業

まず、施設や包括支援センターへの営業は、マナーや身なりなど第一印象が大切です。
門前払いをされる可能性もあるので、説明事項は手短に事前にまとめておくことがポイントです。
「パンフレットだけでも見てください」と伝えるようにして、チラシやプレゼン用のパンフレットを準備するのも忘れないようにしましょう。
初めての人は、包括支援センターについてもわからないかもしれません。
言うなれば介護や福祉の総合相談窓口で、各市町村が設置しているところです。
支援センターは人口2万~3万人ごとに1つの部署が担当しており、アポなしでも訪問できます。
売り込み口調になると聞いてもらいにくいので、質問形式で「こういう需要はありますか?」という様に問い合わせ的な会話から始めてみましょう。

ケアマネージャーへの営業

ケアマネージャーへの営業も包括支援センターに伺うのと同様です。
しかしながら、ケアマネージャーは外へ仕事に出ていることも多いので、事前にアポを取っておくほうが会いやすいです。
忙しくない時間に待ち合わせをして、話を聞いてもらえます。

ただし、中にははじめから聞く気のない人も見られます。
それを考えると、アポなしで訪問して運良く会えたケアマネージャーと話すほうが良いかもしれません。

ポスティング

ポスティングは自身のペースで行えるのがメリットです。
わかりやすいチラシを用意して、高齢者が住んでいそうな個人宅や施設などに配布して回ります。
ただし、賢くやらなければ、あまり効果が出ないこともあります。

若いファミリー層の家に配布しても需要がありません。
まずは住宅を見て、シニアが住んでいるかどうかを見極める力をつけることが大切です。

階段の手すりやデイサービスの車が来るかどうか、家の前の盆栽や洗濯物などが判断ポイントになります。
チラシのデザインや内容も重要です。
たくさん情報を詰め込むより、簡潔でインパクトのある見た目に仕上げましょう。

そして、必ず問い合わせ先を明確に記しておきます。
後からチラシを見て、問い合わせが来たなら良い反応です。
丁寧に対応して、ぜひとも顧客へとつなげたいものです。

 

SNSでの営業

意外と集客につながるのが、ブログやSNSを活用した宣伝です。
これはブログやホームページ、Facebookを見た人から問い合わせがくる流れになります。

しかし、ホームページなどを作っても、特に問い合わせがないのもよくある話です。
そうならないためには、記事やページの内容と検索ワードに引っかかるようにすることが重要です。
記事に関しては、利用したいと考えている人の疑問点がわかるような内容にすることが欠かせません。
体験や実例をさらけ出して、お客さんの興味を引きましょう。

実際に自身が手掛けたカットスタイルの写真なども掲載すると良いです。
そして、訪問美容というのがどのようなサービスなのかを明確にすることが大切です。
検索ワードにおいては、「地域名」や「訪問美容」といったキーワードで検索した際に上位に上がってくるようにします。

最近ではInstagramも流行っていますが、訪問美容はシニア層がターゲットになります。
Instagramは若者の利用者が多いので、記事を挙げてもあまり成果が出ません。
Facebookのほうがシニアの利用者が多いので、InstagramかFacebookのどちらを活用しようか迷ったならFacebookに投稿するほうが良いでしょう。

実際にFacebookを活用している横山様のインタビュー記事はこちら

おわりに

慣れない営業活動は、美容の仕事よりも心身共に疲れるかもしれません。
けれども、この時点であきらめることなく頑張れた人こそが、訪問美容師として活躍できるはずです。
いざ働き出してからも大変なことはたくさんあります。
営業活動は、介護者スタッフとの信頼関係を先に作ることにもなります。
前向きに取り組み、自分を売り込んでいきたいものです。

 

この記事を書いた人
有限会社ディ・アイ・シー

会社案内 昭和61年にヘアーサロンアダムを開業、1年後に出張理美容サービスを開始。7年後にはビューティーサロン「イヴ」を開店とともに、在宅向け出張理美容「アダム&イヴ」を開業。 現在、50施設以上に出張しており、月間約1700人、年間約2万人の調髪をおこなっています。