【動画解説】訪問美容/訪問理美容におけるエアクリッパーの凄さを開発した理美容師が解説!
今日は、「エアクリッパーの凄さ」を動画にして魅力たっぷりにお伝えする記事になっています。
YouTubeで分かりやすく解説していますので、YouTubeを見ていただくのももちろんですが、
動画内の会話を記事化していますので、ぜひごご覧ください!
目次
社長:お疲れさまでございました〜。
部長、たなか:お疲れ様でーす。
部長:今日はですね、エアクリッパーの良さ。
訪問美容におけるエアクリッパーの良さを徹底的に喋っていこうと。
社長:そうですねー、エアクリッパー。
今日は私はトータルで1時間20分で終わったね。
1時間20分で終わるってねぇ。人数は同じだけど、やっぱり短縮時間?
職員も(時間が)短いからこそ、みんな手伝ってくれる。
エアクリッパーってやっぱりすごく良いのは、今日すごい良い事言ってくれた。
今日午前中は女子だったんだけど、担当さんが今月いっぱいで辞めちゃうらしい。ずっとDICの仕事を見てきてたんだけど、今日は彼女が言うの。
「この人は頭がこんなんなっちゃうおばあちゃんだから、切ってー」
って言って、切ってあげた。
目の前でね。「これ一家に一台欲しいよねぇ」って。
「一家に一台欲しい?すごいね」って。
たなか:テレビみたい
社長:(笑)たぶん見ていて、安全だというのと早いというのと、
髪の毛が患者さんに付いてないから、その後のイライラが無いんじゃないかな。
それと洗濯のおばさんが毛をその後どうするというのも無いし。
部長:という事で。
うちは30年間ずっと訪問理美容やってきて、何で今更エアクリッパーという物を作ったのか?
と、そこから。
こういう企画でしか喋らないから、たまにはちょっと喋ろうかなと。
エアクリッパーを作ったきっかけ
社長:とにかくベッド上の患者さんをカットするのがぶっちゃけ腰が痛いんだよね。
大体患者さんおとなしくないもんね。
暴れるし、その後の仕事が大変というのと、ハサミとかで数をやっているうちに、事故とかが多いんだよね、間違えて切ってしまうとか。
そういった事を考えると、何か良い方法は無いかな?って。
やっぱり今ってインターネットの時代だから、いろんなのを検索するの。
色んなところを見ていっても、ないんだよね、中々良いのが無くて。海外からのやつもあったかな?
いろんなきっかけと出会いがあって、エアクリッパー。
で、やっぱり誰も相手にしてくれないっていうのが本当に大変だったかな。
そういった意味では、あの方たちの会社が無かったら、同じくエアクリッパーは出来ていないと思う。どこかで助けてくれる人達と出会わないと、やっぱりできない。
でも簡単ではないよね。誰かが作ってくれれば買った方が良いかな。
本当最初は大変。
そういったところで、作っていきながらやっぱり形ができる。
でもできると、みんな技術者だから、「キレイに切りたい」とか「良い形にならないか」とか、そういったところでまだまだ苦労するよね。
部長:美容室とかだと、お客さんが来て。
って事をイメージするじゃないですか。
でも訪問理美容をやっている自分たちだからこそ分かることがあるから、そこでやっぱり本当に良い物、使えるものを作りたいって始まったのがエアクリッパーですね。
社長:そう。
部長:走り回って逃げる人だとか、全然(ベッド上で)動けない人とか。
動けない人でもやっぱりちゃんとしたスタイルを作りたいっていうところから始まって、だからこそ自分たちにしか出来ないものがあるんじゃないかなと。
社長:そうだね。
逆に自分で作って自分に厳しいというのかな。
やっぱり切れるだけだったら本当に自分でペットボトルにバリカンを付けて使えばいいなとか。
そうすると長さがだめとかね。
じゃあバリカンでいくと乾いているから切れないとか、(髪が)逃げちゃうとか。
だから、技術者だからこそ欲が深くなってくるっていう物だと思うのね。
本当に、「切るだけ」ってみんな思ってると思うんだけど、やっぱり現場のスタッフさんって、「美容師・理容師がカットするのに。切るだけだったら私らでもできるよね」って思っているから。
最初はありがたいと思ってくれるんだよね。
切ってくれる、長ーいのをベッド上で切ってくれるとありがたいって言うのね。
でそのうち、「それでいいんですか?」っていう顔になるの。
だからクオリティも上げていかなくちゃいけないというのかな。デザイン性もやらなくちゃいけない。
部長:短時間で。
女性で言えばグラボブとかベリーショート、男性で言えば刈り上げとかスポーツ刈りが安全にできると。
社長:そうそうそうそう。
部長:という所をこれから
社長:見たい??
部長:見せていこうと(笑)
まずはベッド上カットから。
ベッドカット
部長:はい、これPanasonicのバリカン。普通のバリカンだと…ちょっとやってみて下さい。
社長:例えば、こうやって(たなかさんを横にしたまま)皆さんカットしてるよね。
部長:うん。それが、例えば前髪だとか、トップだとか、サイドを切る時とかあるじゃないですか。
ベッド上カットで一番難しいのが襟足部分、後頭部ですよね。
後頭部を切る時に、今までって体位交換と言って体の向きが上向きなのを横向きに変えないといけないんですよね。
社長:よいしょってね。(たなかさんを横向きにしながら)
部長:これがすごい大変。
いちいち体位交換するために介護士さんを呼んだりとか、自分でやったりだとか、してきたわけじゃないですか。
例えば普通のバリカンだと、顔を上げただけだと(ベッドと頭の間にバリカンが)入らないですよね。
社長:そうね、入らないよね。
入らないし、意外とここ(喉元の当たりを指して)って(気管切開の)穴が開いてたりするのよ。
ここでこうする(ぐいっと患者さんの頭を上げる)ってことは、ここ(首)で苦しくなっちゃうから、絶対厳しい。
部長:ちょっと(バリカンをベッドと後頭部の間に)入れてみてください。
社長:これをこうして…入らないじゃん。
ね。わかる?入らないから、やっぱり(エアクリッパーの)この高さが、本人たちが辛くない高さになるって事よ。
(エアクリッパーの向きを色々変えながら)こうでもいけるし、こうでもいける。
部長:(ベッドと持ち上げた後頭部の隙間の高さが)大体10cmくらいであれば、後頭部にも(エアクリッパーが)入りますね。
社長:入りながらなおかつ、自分で切って落とした毛で自分がどこを切っているかわからないって事が無い
(切ったそばからエアクリッパーが毛を吸い込んでくれる)。
切った瞬間、切って落とした毛が無いから、自分がどの毛を切っているかすぐわかるから、早い。
それはすごい利点だよね。
たなか:(何度もうなずく)
社長:まずこのベッド上に入る。
これが助成金を国からもらいながらこれ(エアクリッパー)を作ったというところですね。
だからこれは、いろいろな所から認めてもらったものですよ、介護バリカンになるんですよ、という事で助成金を頂いてます。
部長:だから充電式じゃなくて交流式というのも、敢えて交流式にしたのも、他社のメーカーで普通のバリカンに掃除機のホースがくっついたみたいな、こういった物がある。
(他社のホース付きバリカンを社長に渡す)
社長:もうそれもね、それが良かったら私こんな物作らないよ。
部長:(笑)
社長:もう何回も何回も試したけど、これってなかなか長さが難しいのよ。
部長:他社さんだと、普通のバリカンと掃除機のホースを組み合わせた物があるけど、やっぱりそういった物はこういう現場を想定しないからどうしても長いと。
中々(ベッドと後頭部の隙間に)入らないよね。
社長:入らない。
だからあれは多分家庭で、起きてる子供さんのカットをするときにやる想定だから、こういう寝たきりの人のための、プロの道具として作ってるわけじゃない。
あくまでもこれって、そういう物って、一般売りをしてるじゃない?一般の人が誰でも「家の中で毛が落ちるのがイヤだ」って言って作ってるんだと思う。
だからもうそこが、エアクリッパーと比べてもらってはいけないの。
比べちゃいけないとこなのね。バリカンでも。
これは介護バリカンなのでこれ(介護)用に作っていますよ。
部長:だからそこは、コンパクトにこだわっているから、敢えてこういった、普通のバリカンだったらこの中にバッテリーが入っている訳じゃないですか。
これは敢えて外している訳ですよね。
だからこそ短くなるわけで。
社長:それとね、本当に何がすごいかなっていうのは、
カットされている先生方は分かると思うんだけど、こういう時点で(患者さんの頭を持ち上げた時点で髪の毛が)こういう風に引力で落ちてるの。
社長:これをカットする時には、勉強の時には、風で吸いながら切るから、ほとんど手を使わずにカットができるっていうのが、どんどんと勉強してくるとわかってくると思う。
部長:たなか:うんうん
こだわりポイント
社長:今までそんなに皆さんには知られていないと思うんですけど、これって私もお金があったわけではないので、助成金を国からいただいて。
それまでには何回も何回も落ちるんですよ。
でも皆さんの仕事、訪問理美容をやっている先生方が、「えっバリカンでやってるの!?」って言われないようにするために、
これはそういう専門で作った物なんですよって、まず認識してほしいなぁって。
いつも言うように、どんな時でも一番こだわったのはやっぱりすぐに(ホースがエアクリッパーに)入る。
お客さんが一番大事なので、このお客さんを見ながらこれが(ホースとエアクリッパーが簡単にワンタッチで)付けられる物に変えていった。
これが、このお客さんに何かあった時にすぐに外せる。
外して、ここの(襟足の)ゴミも取れるっていうところもやっぱり凄く考えた。
リップクリームをイメージした。
パチって入ってパチって戻る。これは本当に申し訳ないくらいずっとね、作った時に言ってたこだわりだったんですね。
なぜかというと、入ってねじればいいっていう物だと(エアクリッパーにホースを付ける際に、ねじる仕様の物だと)、
とっさの時の為の物だから、すぐに抜けなくちゃいけないし、かといってすぐ抜けて落っこちては困るし。
そういった、両方にすぐに使える。
逃げて行ってしまった人が毛だらけだという時にバリカンを持って追いかけるんじゃなくて風をもって追いかければ手が使えるよ。
部長:(笑)
社長:だからまずはこれを介護バリカンにして。
まさか私、起きている人をカットするとは思ってなかったんですよ。
部長:寝たきりの人だけじゃなくて、車いすだとか健常者の方にも評判がいいじゃないですか。
驚いたことに。
社長:すごい良いですね。
在宅に行っても次どうしますかっていう時に、多分殆どの人が髪の毛が落ちない物でやってくださいって言われる方が多いので。
部長:元気な方でも。
社長:元気な方でも。
ハサミだと後がチクチクするし、お風呂入れないからとか。
そういう事で、だいたい選んでもらうのね、どっちがいいですか?って。
私達商売だから、どっちが良いですか?って声をかけると、悲しいかな「髪の毛が落ちないこれ」って言われるときのプロとしてのプライド。
ちょっと辛い時があるけどね。
今はそれは無いですけど、最初はね、私たちは技術者なんだからちゃんとやりたかったんですけど、やっぱりお客様目線は違ってたね。
やっぱり苦痛が無い方を選ぶ。
そんな中でコロナが来て、「早く終わって欲しい」、そういった要望の中で月にハサミを持つのは1人か2人しかいないかな(笑)
という状態になってる。
部長:じゃあやっぱりそういう健常者の方、元気な方でもなんで喜ばれるかって言ったら、
今までバリカンでは出来なかったような、ハサミでカットしているようなベーシックなスタイルでもできるようになったからだと思うんです。
社長:そうですね、うん。
部長:それをこれから見せていこうと。
社長:見せていきましょうか。どれだけ早いの?
どれだけ綺麗にできるの?って。
部長:スタイルというところで。
エアクリッパー1本でここまでできるんだ、というところを。
〜バリカンとエアクリッパーを持って解説。
社長:まず普通のバリカン(に見えるな)と思うじゃないですか。
でもエアクリッパーって殆ど…。バリカンってこういう風に(下から上に向かって)上げて切ることが多いんですよ。
もしくはこういう風にして(左手に櫛、右手にバリカンを持って、櫛をなぞるように)切ることが多いのね。
でもエアクリッパーって大体上から下に落とすっていう作業が、こういう(上から下に滑らせる)作業。
(バリカンと)逆ですよね。バリカンはこう(下から上)だからね。
横を刈り上げる時は(左手に櫛を持って)こうだよねバリカンってね。
これがもうね、(エアクリッパーは)反対。
ここが変だよね。
だから、バリカンじゃないよっていう所を気にして欲しいなと思う。
じゃあこのバリカンは(エアクリッパー)は、何で1本でできるの?
櫛・ハサミがいらないの?っていうのは、ここに(エアクリッパーを指して)風が入ってきます。
風は、パネルを引っ張る手になります。パネルがここ(普段バリカンで切る時に使う左手)になります。引っ張る手ね。
手があって、ここにハサミがここにくっつきます。
これバリカンの刃だと思わないで、これがハサミの役割なの。
ハサミがあって、櫛があって。
櫛はね、こういうアタッチメントが櫛になるの。
社長:だから3つの物が、櫛とハサミと手がこの1個で収まっちゃうっていうのが、簡単な説明。
刈り上げ~坊主
社長:じゃあ動かしてみますね。
~エアクリッパーのスイッチをいれながら
社長:これはね、長さが9mm、6mm、3mmとあります。
こうやって(エアクリッパーを右手だけでホースをぶら下げたまま)持ってたら重たいからね。
こういう風(右手に本体、左手でホースを支える)に持つんですよ。
これはバネ。
こんな感じで削って行くと綺麗に削れちゃう。
〜髪の毛が落ちることもなく、綺麗に毛が刈られていく。
社長:はい終わりましたね。
こうやって梳いて、周りをこう取れば、もう終わり。
あとは先生方がイメージして切ってね。
社長:ここから刈り上げて行きます。
ここまで刈り上げたい、普通に男の子の(髪を)刈り上げしたいと思ったら、こうやって切っちゃう。
(刈り上げたいラインから下にエアクリッパーを滑らせるように)
ここに段ができますよね。
いいの、段はいらない。目を瞑ってても良いの。
ここで当てて切っちゃう。簡単。
そうしたら下から上げる。で、上を撫でる。
こんな感じで刈り上げが終わっちゃう。
見えたかな?
もっと刈り上げたいよね、とか。
もっと薄くしたければ、このアタッチメントの刃を替えるだけです。
部長:今アタッチメントは何を付けた?
社長:今6mmです。
これを3mmに替えます。
そうすればもっと短くなっていきます。
そうしたら、ここ(段ができたところ)をまた撫でればいい。
この子が暴れて動いても、「大丈夫よ」って。
片方の手は全然櫛はいらないので、これで平気なの。
「大丈夫よ、安心よ」って(左手で頭を)押さえながら。
首に力が無い人でも、頭を押さえればいい。
社長:で、刈り上げが終わっちゃう。
もっと短くしてくださいとか、ソフトモヒカンにして欲しいのっていう場合は、モヒカンも丸刈りも同じ。
今度はここ。髪の毛浮いてるの見えますか?
社長:ここ、浮いてますよね?
浮いている毛を切っていくだけ。撫でるだけ。
こんな感じでね、前髪も毛が落ちないから。
目に手をちょっと当てて、こんな感じで切っていくと、柔らかい頭になる。
じゃあソフトモヒカンいきます。
そしたら、こっちから。(サイドから頭頂部に向けて撫でる動きを前から後ろにかけてする)
こんな感じに長さは変わってきます。
長さ見えるかな?こんな風に長さが違ってくるの。
社長:こっちも繋げましょうね。
(エアクリッパーを動かしながら、段になっているところを滑らかにしている)
こんなイメージ。これは6mmでやってます。
坊主にいきたいですと言われたら、そのまま前からずーっと(髪の長い部分を前から後ろに撫でるように動かす)。
これ髪の毛が入っているの見えますか?(エアクリッパーに髪の毛が吸い込まれている)
これが髪の毛が入って行っちゃうから。
ここでほら、吸ってるの見えるかな?
社長:まだ切ってないよ。行きますよ。
これね、髪の毛がみんなね、髪の毛が必ず(エアクリッパーの)口に入っているのを確認して取ってくださいよ。
お口にいっぱい入ってますね。
こんな風に、お口に入るのを見てから入れていく。
これは6mmね。こんな風にしてどこまでも切れます。
髪の毛はこの中に入っていくので、毛が落ちてないでしょ、ほら見て。
(指で地肌をこすりながら)毛は(指に)付いてないよね。
社長:これが夏場になってくると、結構汗がじわじわ〜っと出てくるのね。
それでもこれは風で吸ってくれるから、地肌に付かずに入って行きます。
こんな風に入って行きます。
はい、坊主は以上!
ワンレングス~ベリーショート
部長:はい、さっきは男性の刈り上げだとかを中心にやって、今度は
社長:女子ね。
だいたいみなさん先生方ね、ワンレングスでも下をこういう風に取って、こんな風にしてカットしていきます。
社長:もうこれは、絶対この人がサロンに来るお客さんのように、お金を持ってきて、意識があって、オシャレで、とかいろんな人達が対象だと、余裕があるとこういう風にしていきます。
でも私達訪問美容って、わかりません。
相手が突然発狂するかもしれないので。その時に、ハサミを(相手に)持たれる。
やっぱりこういう事故ってあるんですよね。
(ハサミを)こうやって持ってたら患者さんの手が出て持っちゃう。
(美容師が)慌てて引っ張る。(患者さんの手が)切れちゃう。
そういった事故が怖いなと思うので、ダッカールを使うって事はうちはしない。エアクリッパーが凄いのは(ダッカールを)しないんです。
社長:よく梳かします。そしたらワンレングスに入って行きます。いいですか?
~エアクリッパーにスイッチを入れる
社長:いつもは自分たちが向かっていくんですけど、これは向かっていかないです。
このラインに切ります。(あご下ラインあたりを指す)
これはここで待っていると勝手に髪の毛が入ってくれるので、私たちはお客様に気を使います。
大丈夫かな今日?泣いてないかな?とか。
(髪を吸い込んだエアクリッパーを上下しながら)この時点では切れてないです、まだ。
サロンだったら、この辺でいいですか?
とか聞いて、まだ切ってないから大丈夫、ね、そういったことができるので。
じゃあ切っていきましょうね。
社長:まず、こういう風にして
(切りたいラインでエアクリッパーを横にすべらせる)荒切りします。
大まかなラインが出ます。
出たら、自分の手を入れて添えて…。
社長:きれいでしょう、カットのラインが。まっすぐだから。
こんな風にしてカットしていきます。
社長:もう一回いきましょうね。
反対にいきます。
まずこの長さを、待っていると(髪が)入ってきます。
でもこれ切れてないですからね、まだね。
この時点でお客さんに長さの確認をします。どこがいいの?って。
大体決まったら、ここねと思ったらもう一気に切ってください。こんな風に。
これがね、やっぱりすごいなと思う。長いのを一気に切っちゃった。
この時点で大体2秒。そして長さを整えます。この時に手を(髪の毛と顔の間に)入れて…。
まっすぐ切れるから。これが(当て方が)曲がらなければまっすぐです。
ワンレングスはこの時点で切れます。ワンレングス終わりました!
社長:前髪も切っておこうかな。
少し切っていきましょうか。前髪どういう風にするかな。
こんな風にね、まっすぐ切れるの。切り口見えますか?
社長:切り口が良く見えるでしょ?
とってもきれいに切れるね。
こんな風に切れます。
これめっちゃ大変だよね。
このバリカンの刃も、皆さんバリカンと言えばWAHLさんというように、そこのバリカンの刃なのでドライカットが1番。
やっぱり力があるので逃げないよね、髪の毛がね。
部長:これはエアクリッパーに関してはドライカットだと。
社長:ドライカット。
部長:なんでドライカット?
社長:え?濡らして乾かす時間が勿体ないから。
部長:(笑)
社長:もうとにかくね、濡らして、カットして、ちまちまカットして、それを乾かして、ブローしてっていうと、
やっぱりサロンでやるように20分はかかる。頑張っても。
で、この方(お客様)がどんな頭で来たかが一番大事なんですよ。
来た時に、「あ、この人寝てるんだな、こっちで(こっち向きで)寝てるんだな」っていうときはこっちがへこんでいたりとか、それを見るのにはドライカットで自然でやるのが一番良いです。
サロンだと大体シャンプーされて上がってくると、この人くせ毛だったかな?とか右分けだったかな?左分けだったかな?忘れちゃった、みたいな事が私はよくあるんです。
なので、こう寝てきた状態の(髪の)形とか、この方が歩いてくる時にこうやって(うつむいて)歩いてきてたな。
とか、そういった事がすごく見えるんで、自分が担当するときに、どんな形かがね、すごくワクワクする。
こんな形なんだこのお客さんって。それがこのエアクリッパーの良いところ。
じゃあこの方はこういう風にきれいにしておこうって発想ができるね。
社長:じゃあこの形で、柔らかい頭にしたいなと思うので、やってみますね。
いいですか。これ使っちゃいますよ?
部長:それ、セニングアタッチメントだね。
社長:そう、これでカットできちゃう。
部長:はい、じゃあその(笑)今はまだ開発中ですけど。
社長:ここねえ、段が付いているの見えるかな?
社長:これねえ、こんな風にすると出来ちゃう。
(エアクリッパーを段の部分で滑らかに上下に滑らせる)これ目をつぶっていても平気なの。
手の感覚ね。
部長:今それで梳けていると。
社長:梳いてる梳いてる、ほら。
こんなに段が付いてる。
部長:ええと、今セニングしているのが分かりづらかったかもしれないので、
このね、エアクリッパーのホースの先が掃除機に繋がってるんですけど、このアタッチメント、1回捨てましょう。
サイクロンのアタッチメントの所に髪が溜まっていくので、それを実際に見せながら。
セニングで本当に梳けているのか。
社長:じゃあいきますよー。
私は展開図を考えずにカットのイメージで切っていきます。
(髪を梳きながら)…切れてるよね、ほら。(アタッチメントに切れた髪がどんどん溜まっていく)
社長:ここ。(襟足の髪を持って)ここの長さ、もたもたしているよね。
これも…。(どんどん梳けて行く)まぁー、ステキ。カーブを見せましょうか。
こんな感じの。
社長:すごいね、もうこんな感じよ。はい終わり。
部長:はい、という感じでセニングができると。
社長:こんなに段が付いてる。
(カットしたマネキンの髪を触りながら)かわいい。もっと取っちゃおうかな。(さらに髪の毛を梳く)
社長:もうね、先生方は自分が作りたい髪型をイメージするだけ。
自分がどんな頭を作りたいのかってイメージするだけ。もうそれで終わり。
こんな段が付いてるの。見えるかな?こういう感じになる。丸みが見えますか?前髪も。
社長:これから夏場は良いよね。
あんな防護服を着て大変な思いしなくていいの。
これからまだコロナが大変なので、防護服着たり下に色んなのを敷かなくても…終わりました!
部長:これだったらワンレンからグラボブぐらいまではできると。
社長:全然!
そこから上でも、男性でも本当に柔らかい頭は、基本を覚えてきたら、
この新しくできた、今開発中のアタッチメントを使うともう他が要らないくらいに、あとはもう自分がどんなヘアスタイルを作りたいかだけですね。それでほとんどの髪型はできるかな。
ソフトモヒカンもきれいだし。
部長:じゃあちょっと最後、ベリーショートぐらいの感じで。
社長:いっちゃっていいですか?
(どんどん梳いていく)もうね、草刈りしているようなものだね。
何にも考えなくていい全然。
今まで(お客さんは)暴れちゃうし、汗だくだくだったでしょう。もう考えない。
今日の晩御飯は何にしようかなとかね、そんな感じで仕事が出来ちゃう。ね、早く覚えた方が良いね。
~どんどん髪を梳いていく社長
社長:たぶんね、普通のバリカンではこんなカットできない絶対に。
もう多分ね、先生覚えないとね、素人さんがこれみんな一家に一台欲しいって言うのはよく分かると思う。
誰でもカットできるようになっちゃうから。
社長:どう、かわいい?こんな感じ。
例えばもうちょっと上を梳きたいわっていう時はね、これって面白いんですよ。
こうやってね、こう持ち上げるじゃないですか。
社長:そしたらね、ここをチョップカットみたいにしていくの。
ほら。どれだけ梳きたいかは自分で先生方が好きなようにとれます。もうどんな形でもできる。
社長:もう一回いきますよ。こういう風に…。
もう全然何も見なくていい。
あっ多いなと思ったら、下から切ればいいの。
ほら。こんなに少なくなっちゃうの。一気にとれちゃう。
これ(襟足)も同じ。
刈り上げで一気に取ることができるの。
こういう雑な頭もいいでしょう。って、いろいろできます。
あとは先生方のセンスかな。
どんな頭も大体できますね。1か月何千人はやってるから、大体試してみたかな。
社長:(カットした後の髪の毛をセットするように)ここもこういう風に、自分でどんなふうにでも。
梳いてあるのと一緒なので、髪型はどんな風にでもなっていきます。
その他のケース
部長:という事で、基本的なベーシックなスタイルはできると。
社長:そうだね。
やっぱり切った感覚は見てたぶんプロの人はわかると思うんだけど、バリカンで切ってる切り口じゃないっていうのが、ドライヤーもかけずに見えるというのがわかるかな。
社長:(ボサボサのマネキンを前にして)よく毛玉のおばあちゃんがいてね。
こういうおばあちゃんいるよね。
たなか:ガチガチ
社長:ガチガチ。
部長:よくそういった、訪問した施設とかだと、そういった毛玉になっちゃってる、天然パーマというより毛玉になっている人が多いと。
社長:何とかしてってなった時に、さあどうしましょうというところだね。
こういう時どうするのかなと言ったら…。
エアクリッパー実践!スイッチオン
社長:(エアクリッパーを持ちながら)安心安全という事で、今刃が動いてますよ。
(刃に手を当てながら)でも安全なので手を開いて、危なくないよってまず教えてあげてください。
ライトもついてるよ、ほらこんなに明るいでしょうって。
そうすると結構みんな良い反応します。
危なくないから、当たっても切れない。
でも髪の毛は切れますと言うとね、マジックショーみたいでみんなびっくりする。
社長:(毛玉を摘まみ上げながら)でね、ほらこういう時にどうやってるのか。
こうやって吸ってるの。見えるかな?こういう風に。
社長:このまま切っていけばいいの。
このまんま、綿菓子を切るみたいに。これがすごいやっぱり良いよね。
もうどうにもならない髪の毛に出会ったらエアクリッパーですよ、いいですか。こうやって切っちゃえば良い。
こんな感じで切っていきます。
社長:なので、本当にどうしようかな、こうしようかなって悩む時には、本当エアクリッパーは最強の武器になるかなと思います。
意外と患者さんですごかったりとか、これからも増えるんですけど、耳の後ろがジクジクになっていたりとか、お薬を付けててカットしたら落ちちゃうとか。そういう時本当エアクリッパーは髪の毛を落とさないので楽だと思います。
でも、もちろんそれまで勉強はしてくださいね。
よくエアクリッパーを買っても髪が落ちるんですっていうのは、あなたは下手なんですっていうのと一緒だから。
落ちないように、どこにどう入るかっていうのもやっぱりね、勉強はしてもらわないといけないかな。
部長:普通だと美容師さんってパネルを引き出してパネルごとに切っていくじゃないですか。
社長:はいはい。
部長:エアクリッパーだとそこはちょっと違って、
自分のイメージしてるアウトラインというか、スタイルをイメージしながらその形に切っていくって感じですね。
社長:そうですそうです。
イメージ出来ない人は無理よ、どだいね。
もうお話になりません。よく言うんですよ、どういう風に切ったら良いんですか?って。
知りませんって言うの。イメージしてください。素人になっちゃうからね。
覚えてしまうとね、やっぱり素人さんが一家に一台欲しい。
ってあちこちのスタッフさんに言われるくらい、やっぱり楽だなっていうのがわかるんですよ。
だから早く先生方がこれを使いこなして、自分も楽だし、相手も楽だし。
スタッフさんが何より喜ぶっていうものなので、ぜひ勉強してほしいなぁと思います。
ビジネス的メリット・デメリット
メリット:安全性
部長:実際にこれってさっき出したように、ハサミというか刃物を使わないので安全なところっていうのはもう一つのメリットですよね。
社長:そうですね、今美容師さん達よくね、うちもよく事故があったりとかあった中でこれを作っているので、大体あるあるはやっているんですよ。大体皆さんがやったあるあるはやってる。
例えば耳たぶを切ってしまうとか、ちょっと挟んじゃうとか。
私なんかだと昔YouTubeなんかでも言いましたけど、人に教えてる時ってこう目が揺れてると、例えば耳を梳いてしまうとかね。
まだね、梳きバサミは安全です。
やっぱり精神科の看護師さんとかいろいろな方たちとお話するんですけど、利用者さんもだんだん変わってきているので、
こういう風に(ハサミで患者さんの髪を切る動作)向いちゃうと、この人が急に振り返ってしまうと、万に一つ目に刺さってしまうとか。
ここ(首)に刺さったりとか、色々な事があるのと、一番怖いのは障がい者の子もそうなんですけど、
ここ(ハサミ)を握っちゃうっていうのがやっぱり一番怖いです。
握られるのが一番怖い。
エアクリッパーは確かに思いっきり引っ張れば(本体とホースが)取れちゃいます簡単に。
ぶん投げられてもこれが壊れるだけなので、まあ危なくない。
万が一忘れて帰ってきても、これで切れることが無いので安全。でも意外とハサミを忘れてくるとか、絶対無いようだけど絶対あるんですよ。
なので、これが凶器になるということもあるので、そういった意味では、お店から出ていろいろな場所で作業するという時には、
これ(エアクリッパー)を1本持っていけば仕事になるっていうのは、これと掃除機ね。
部長:ハサミで出来れば一番だけど。
社長:一番はハサミだけど、私も何十年もハサミを持って…。
部長:何があるかわからないっていうのが訪問理美容だから。
社長:そう、本当にそうなの。
部長:例えば認知症の方であっても、認知症と知らずに接しちゃうと、
意図せずに動いた時に危ないから、万が一を考えてなるべくエアクリッパーだとか、そういったハサミの無い物の方が安全だよね。
社長:そうだと思います。
よくお話するんですけど、ちょっとぶつけても血が止まらないというお薬を飲んでる方がほとんどに近いのね。
部長:血栓ができないようにする抗血栓薬って飲んでるからね。
社長:そうですね。
なのでそういった事もよく勉強しながらいってくると、やっぱりだんだん綺麗にしようと思って、
美容師さんもすごくそうだけど、拘ってくるんだけど、万が一その時に切ってしまうと…。
まあ自分の手を切る分にはね、やっちゃったなと思うくらいで済むけど、やっぱり相手をちょっと切ると、
やっちゃったなでは済まなくなるので、私はエアクリッパーが本当に、今は何だろうな。
やっぱり振り返ってみると自分のために作っちゃったのかなって感じですね。
これが無いと私はもう無理。1日5〜60人という数は無理だね。
メリット:時間短縮
部長:一番メリットなのは短時間でできるということろですかね。
社長:もう短時間!
部長:普通のカットだとこういったカットクロスを巻いて養生というか準備をして
社長:そうですそうです、下にも敷いて。
部長:で、終わった後にブローして、床を片づけてっていうのがあるから。
やっぱり準備に5分、カットに10分、後片付けに5分やったら20分は最低でもかかるよね。
社長:あ、この間感謝のメールが来たけど言ってましたよね。
めちゃすごいねエアクリッパーってね。訪問行ったら。
部長:ベッド上の方だと30分くらいかかるのが普通だけど、エアクリッパーだと前後の5分。
準備と後片付けはいらないというのと、カットの最中もパネルごとに切らないから時間短縮にもなる。
社長:そう、そう思うね。
部長:社長だと5分くらい?
社長:私は3分だね。3分の域に入ってるねだいたい。
部長:まあでも普通の人でも10分くらいで終わりますよね。
社長:いや、10分かけてないね、うちのスタッフもみんなね。
たぶん先生方がやり始めると、(時間を)かけるのがおかしいと思う。
あれなんでかかっちゃうのかな?って思えるようになってくる。
それとやっぱり、いつも私がお客様とお話するのは、コロナが終わったらゆっくりやりましょうねって。
ただ、今ってやっぱりまだまだ私もわからないし、皆さんもわからないから。
防護服を着てるし。
今日も防護服着て手袋してフェイスシールドしてるから、やっぱりお互いに今厳しいんだなっていうのが施設内で感じるので、
なるべく窓を開けてやるっていうと、ハサミはやっぱり厳しいかな。
終わった後にその空気の中でまだ掃除をしてるっていうのも申し訳ないし。
今日も精神科の患者さん、15分の面会なんですよ。
お母さんとたまたまエレベーターでお話してたんだけど、15分しかないから、やっぱり遠くから会いに来てると。
今15分というのがやっぱり目一杯なんだなというのを改めて今日も感じながら。
だからこそ私達も施設の中で、親でさえその時間の中で面会に来てる、だから私達は、
特別この仕事だから30分かけてもいいとは思わない。
なので、早く終われるツールとして今は考えていくといいかな。
自分の為にね。
相手の為ではなくて、自分も感染したら困るという事を考える時代かなと思う。
…やっぱり私のために作ったんだなこれね、今思うと(笑)
部長:エアクリッパーのメリットをまとめると、やっぱりコンパクト、だから場所・人を選ばずにできるっていうところ、
あとはどんなスタイルでもできるっていうところ、あとは安全第一にできるっていうところ、
最後にやっぱり短時間でできるところ…がエアクリッパーを訪問理美容で使う上でのメリットだと思うんですよ。
社長:そうだね。
部長:そうするとビジネスとしてのメリットを考えた時に、一番はお客様に喜ばれるところ。
来られる方も座っているだけでも辛いわけじゃないですか。
意外と身体的に座位を保持できない、座っている体制を保持できないから、少しでも早く終わって欲しい。
だからやっぱり喜ばれるし、ご本人さんはもちろん現場の職員さんだとかご家族の方にも、早く終われるっていうのは喜ばれる。
社長:そう思いますね。
これを知らない間は、カットしてもらえて嬉しいとかみんなに喜んでもらっていたけど、どこも同じだと思うの。
でもこの早さとか物とかがわかってくると、もうワンランク喜んでもらえる。昔は私のカット自体が早いのでよく怒られたの。
もうちょっとゆっくりやって欲しいとか、じっくりやってくれないかなとか、そういう要望は昔はあった。
コロナの前の頃はね。
でもせっかちだから早かったっていうね。
でも今は本当に早くて申し訳ないですねって言っても、本当だねっていうところはまだ1件も無い。
早くて申し訳ないですねって昔は言われたのが、今は助かりますって。
やっぱり助かりますっていう言葉が殆どっていうのは、現場って意外と人も今いないっていうのが本当に感じる。それと、密にならない。
部長:例えば単価を高く取りたいとか、もっと喜んでもらいたいという場合には、
カット自体を早く終わらせて、終わった後にカウンセリングだとかフォローのトークをしたりだとか、
プラス写真撮って見せてあげたりとかというのもできるのかなと思いますよね。
社長:今現状はね、利用者さんも外の人と接しないし、今自分の頭がどうなってるか分からないので、
私はスマホ持ってきましたって言って最初のところを撮って。スタッフさんの確認の上でね。
撮って、終わった後も撮って見せてあげるのね。
そうするとその時点で、早かったけどちゃんと仕事してるっていうのが見えるから、すごく喜ばれてる。
部長:そういった余裕を持って仕事ができると。
社長:余裕を持つというか、パフォーマンスでカットして、終わった後に離れてこんな風になりましたって言われると、すごく喜ばれますね。
早いから怒られたことはここにきて一度も無いですね。
部長:あとは安全だから、リスクが少ないっていう事。
社長:そうですそうです。
やっぱり家族からスタッフさんが怒られるので。
業者さんはね、じゃあねって帰ってしまえば終わりなんだけど、スタッフさんが言われるっていう事があるので。
部長:ビジネスとして考えた時のメリットとしては、顧客満足度が高い事、回転率ですよね。
早くできるので料金そのままに、うちだと5分とか3分で1時間で何十人もできるというところだね。
社長:そうだね。
障がい者さんが昨日、(そこは)床屋さんが入っててやってるんだけど、
私のところが増えてきてるっていうのは、料金が倍なんだけど早いっていうのと、毛だらけにならないから職員さんが大変じゃない、そのまま出かけられるという事で。
まあ料金は高いですよ。1人あたり。
部長:従来だとこういった感じなわけじゃないですか。
社長:うーん、そうだねえ。
部長:こうやってコツコツやっているわけですよ。
でやっぱりカットされている本人はもちろん、美容師さんも補助してもらって(これ補助してもらってますけど)、介護士さんも大変なわけじゃないですか。
そういったのが、これ30分くらいかかるわけですよ。
これが5分で終わると。みんなハッピーですよね。
社長:ハッピーだね(笑)うまい!
部長:(スルーして)あとは健常者の方の普通のサロンだと、ママさんがこうやって子どもを抱えてカットができるし、子どものカットとかもできると。
部長:意外とそのまま訪問以外の所でも使えたりするっていうのも。
社長:そうね。
お母さんがサロンに行くと、お客さんがいっぱいいてね、こう抱っこしながらあせあせしてるのがすごくやっぱりイヤだったのかな。
だからサロンでも、抱っこしてて良いんですよとか、iPad見てて良いんですよって、ダメを無くすっていう事が大事だから。
動いていいんですよって言うと、すごく気が楽みたい。
やっぱり、動かないでねっていうのが、病気で動いちゃう人からすると苦痛だから。そういった事が優しさだと思うね。
デメリット
部長:じゃあ最後。
デメリットも敢えてちゃんと言うと、掃除機を使うので音は当然しますよね(笑)
社長:えぇー
部長:ただ音もドライヤーかけてるのと同じくらい?
社長:うんあのね、皆さん言うんだけど、それは耳元で下手くそでずーっとエアクリッパーを10分やってたら怒るよね。
部長:ドライヤーも10分かけたらうるさいと感じるよね。
社長:うるさいって感じる。
3〜5分だからね。
だからやっぱり先生方の技術力を上げていくっていう事だよね。
耳元で蚊が鳴いたらだれでもうるさいじゃん。
それと同じで、そこをいかに上手に場所を変えながらカットしていくことで全然もう。
…うるさいって言われたこと今無いね?
部長:社長の場合だといつも話しながらとか、テレビを点けながらとか、何かしながらやるので、音に集中しないのかなと思います。
社長:だからほめ殺しよほめ殺し。
部長:(笑)で、あとはホースの取り回しがしづらいとは思う、慣れるまで。
そこは慣れかなと思います。
社長:いや、それは皆さん勉強してください。
部長:勉強(笑)
社長:勉強です。
(自分の)手が邪魔で手が重たいっていう人はいないから。
この手をどう持っていこうかなとか(笑)
たなか:(笑)
社長:思うのと同じで、取り回し…例えば長さが足らなかったらホースを垂らして使うとか。
結構ね意外とみんなカスタマーは、何ていうのかな、ベース車が車で言うとあったら、その後びっくりするくらい、いろんな形を作っているから。
意外と楽しんでるね。今やってる人達は。
部長:じゃあそこは慣れたらできると。
社長:慣れたらできるし、自分流にね、いろんなのを作ってますね。
部長:あとはよく聞かれるのが、やっぱりバリカンっていうイメージが強いから、
例えば相手に営業をした時とか説明した時に、バリカンですか?って言われると。バリカンのイメージが強いと(笑)
社長:それはね、バリカンと言えばバリカンだけど、これはちゃんと私がその為に、
さっきも言ったように、これはこういう為に作ったバリカンというか、介護専門の道具として作ったんですよ。
とか、これは何年前に小池さん、未だにやっぱり強いね、小池さんに賞をもらって、金一封をもらって、世界に持っていきましょうというビジネスで入ったんですよとか。
みなさんにちゃんとここまで準備してあげたんだから、いっぱい吹いてください話。
あたかも自分が作ったくらいの事を言うと意外と皆さんね、あと特許を取っているとかね、自分で作ったみたいに言えば良いんですよ。
職員さんを呼んで見てもらうのもいいですね。
ただ、それはあくまでもカットの技術が上がってから。
やっぱり自分の腕が上がるっていう事がまず大事。
ハサミだってカットできないのにできるんですよって言って、やっぱり腕が無かったらそれはダメです。
だからいつも言うように、先生方もハサミで何年もかかったように腕を上げるという事。
そうすれば全然、逆に言えばこれでやってくださいっていう方が殆どになります。
部長:まあ新しいツールなので、今まで慣れていていないわけじゃないですか。
そうするとやっぱりどうしても使いにくいところはあるけど、そこは慣れたらできると。
社長:もう慣れ慣れ。
なんでも慣れればねえ、何かが無くても足りる事を考えた方がいいね。
足りない事を言ってもダメです。良い事を言っていかないと。
だから、今本当に困っているのは、やっぱりスタッフさんが買いたいっていう方が多いですよ。
この道具は買えないですか?とか。
私は売りたいんですよ?
でも売っちゃうと美容師の先生たちが困るっていうのがあるから、プロしか売れないんですよっていうお話。
だから今日も看護師さんが「これは一家に一台欲しいな」って。
売りたいですって言ったけど、やっぱり言えないこの辛さ。
そのぐらい、ずっとスタッフさんが見てると、いいなって思ってくれる。
素人の方がいいなって思ってくれている道具にだんだん変わってきているので、早く先生方も気づいて使いこなしてほしいなって思う。
部長:という事で。
社長:今日は長々とありがとうございました!
部長:セニングアタッチメント、すごい聞かれるんですけど、毎回聞かれるんですけど、もうすぐ良い報告ができるんじゃないかと、頑張ってますので。もうしばらくお待ちください。
社長:はい、よろしくお願いします。ありがとうございました!
エアクリッパーについて
訪問理美容での顧客満足向上と効率化による収益アップをどちらも叶えるために、現役の訪問理美容師のアイディアから生まれた「エアクリッパー」です。
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エアクリッパー協会に入会すれば店舗を持たずに低コストで開業でき、独立後も安定的に収入が得られるようサポートします。
補助金のサポートから、開業後のご支援まで。
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会社案内 昭和61年にヘアーサロンアダムを開業、1年後に出張理美容サービスを開始。7年後にはビューティーサロン「イヴ」を開店とともに、在宅向け出張理美容「アダム&イヴ」を開業。 現在、50施設以上に出張しており、月間約1700人、年間約2万人の調髪をおこなっています。