【動画解説】訪問理美容専用トラックに初取材!【ぶっちゃけ製作にいくらかかった?】

2023.08.28

今回は、YouTubeで公開をしている「散髪が苦手!自閉症の子供を持つ美容師さんにカットの仕方を聞いてみた」
を記事化したものになっています。
YouTubeで分かりやすく解説していますので、YouTubeを見ていただくのももちろんですが、
動画内の会話を記事化していますので、ぜひごご覧ください!

 

3人:おはようございます!

 

安大さん:遠いところありがとうございます!

 

部長:今日はですね、加古川にですね…兵庫県ですか?

 

安大さん:兵庫県の加古川市です。

 

部長:…に来ました!

 

部長:安大さん、今日はゲストというか。

 

安大さん:いつもお世話になっております。

 

部長:エアクリッパーを使っていただいていて、うちのエアクリッパー協会にも入っていただいていて、オンライン勉強会の時とかInstagramとかでもこのトラックを見させていただいていて、これは一度取材させていただきたいなとずっと思ってたんですよね。

 

社長:夢が叶った!

 

安大さん:びっくりした、本当に。ホントに来てくれたんだなぁってびっくりした(笑)

 

部長:なので今回はですね、このトラック!を見させていただいて、中身がどうなっているのか?と、実際にいくらぐらいかかったんですか?と、いろいろ聞いていきたいなと思っております!

 

安大さん:わかりました!どうぞよろしくお願いします!

 

社長:もうすごいね、気合いが入ってる。

 

安大さん:気合い充分です!!

 

社長:すごい、負けました(笑)

 

<訪問理美容トラックを見学しよう!>

 

部長:という事で、早速中の方を見させてもらっても良いですか?

 

安大さん:(トラックの扉を開ける)

 

部長:すごい!!

 

社長:(トラックの)絵が良いね!絵がやっぱり違うんだって。やっぱり私たちには描けない絵だよね。

 

安大さん:「ティーダ」って「太陽」っていう意味なんですよ。沖縄の言葉で太陽ってかたちで。

 

社長:(出身が)沖縄なんですか?

 

安大さん:いえ!見た目は沖縄ですけど。

 

社長:うん見えた見えた!

 

安大さん:(笑)でも沖縄じゃないです。ただ僕は安大陽平なんで、大と陽で「太陽の子」なんです。

 

社長:なんかそんな感じする。冬の子って感じしない。

 

安大さん:(笑)

 

社長:幸せだね。

 

安大さん:これに乗れるお客さんは皆ハッピー。

 

社長:これは幸せになるわ。テンションあがるよね。

 

安大さん:中はこんな感じです。

 

部長:凄いですね…。これは普通のトラックを改造して作られた?

 

安大さん:そうですね、1.3t車を、コープさんのトラックをそのまま譲り受けて、それを1年かけて改装の方をさせていただきました。でもノウハウっていうのが元々無かった物なので、1から全部架装業者と連携を取りながら、ホントに1カ月に2回か3回はずっと詰めて行かせていただいて、お1人様専用の美容室という形で作らせてもらいました。

 

部長:へぇ~。

 

安大さん:でも正直自分もここまでこういう形でできるっていうのを、見えてないところを攻めていったところがあったので、正直ちょっと不安なところもあったんですけど、でも一応試運転も含めてで言うと、今で2年ぐらいですかね。一応自分の身内とかから試運転という形でデモンストレーションを兼ねながらで、その中でまた改良を重ねて本当に今、実働ちゃんと動いてるっていう形はとらせてもらってます。

 

部長:へぇ~。じゃぁちょっと、上に乗らせてもらいましょう。

 

安大さん:はい、どうぞ!

 

社長:(リフトに乗って)体重制限…。

 

部長:これは何人までってあるんですか?通常はここに車椅子を乗せて…

 

安大さん:これは車椅子と人1人乗せての…大体300kgまでは。

 

社長:ここで300kg平気なの??

 

安大さん:はい、いけますいけます。上がりますよ…(リフトが上がる)

 

社長:なんか、私の想像では90kgが限界かなと思ったんだけど(笑)そんなに大丈夫なんだ!

 

安大さん:全然大丈夫ですね。バッテリー積んでる車椅子の方々でも乗れるような体制を作っているので。

 

社長:すごい!

 

安大さん:室内は大体、人4人ぐらいまでは全然乗っても、若干圧迫感はありますけど。

 

安大さん:ここにはもうガス給湯器が付いていて、中に付けても良い機械ではあるらしいんですけど、安全性のために外付けで。

 

部長:へぇ~、給湯器付いてる…。中でシャンプーするとか?

 

安大さん:そうですね。

 

社長:こういうの1台欲しいね、作りたいね!

 

安大さん:一応この車は「福祉車両」という形になってて、営業許可証っていうのが発行できないんですよ。フロア的な、この幅的な事で言うと、保健所が指定するサイズ感にはもう全然見合っていないっていう形なので、この車自体は「福祉」っていう形でさせてもらってて、なので健常者の方は絶対やったらダメ。

 

安大さん:ただ、健常者の方の親御さんとかが障がい者の方、高齢者の方っていう形であれば、一緒にやってあげることに関しては全然OKです。それは保健所からの許可として、加古川市の方では許していただいているっていう、そこで連携をちゃんと取りながらその旨、僕も今こうやって活動させてもらっているので、ルール的には全然違反は今のところは無く活動はさせてもらってますね。

 

安大さん:ただ、やっぱりなにぶん、寝たきりの方とかあれば、先生の(社長の)エアクリッパーの方が、お家の方で(カット)させてもらって、家の前までは、行ける場所であれば、このトラックで行かせていただいて、できるかその時のコンディション、体調管理あると思うので、それによって動いているっていうところがありますね。

 

部長:これ(壁を指して)内装はタイル?ホントの木じゃないってこと?

 

安大さん:木じゃないですね。これビニールにしてて。木はやっぱり夏と冬で本当にごっつい伸縮が激しいって言われたので。一応内装の中はアルミかなんかでできてて、その上に一応コンパネ(コンクリートパネル)みたいなのを1枚貼って、その上からこのクロスを貼ってもらってっていう形で、本当に美容室という形で。通常であればこの天井のような形の物が壁にも来ていて、本当にコープさんのトラックの内装を、内張りも全部外してしまって、原型が最初無かったですね。本当に平の後ろをボコって取ってしまって、全部くりぬいていって、で、どこに何を配置するかっていうところ。ただやっぱり車椅子がリクライニングするっていう形でいっても、斜めにしか入らないですよね。縦に入れるとここがカツカツになっちゃうんで。なので、スペースもやっぱり限られたスペースでやっていかないといけないというところもあって。

 

部長:でもあれですね、窓もちゃんとあってあんまり閉塞感というか…

 

社長:ないないない!全然ない!すごく開放的!ものすごいね!

 

安大さん:そうですね、解放感は本当に、高齢者の方とかでも結構個室にいる方々って老人ホームとかでも多いので、そういう方々は解放感あっての場所でカットできたらな、という。

 

社長:いやホントホント、全然(圧迫感)無い。こんぐらいできちゃうんだな…

 

安大さん:精神疾患の人とかでいらっしゃる方であれば、パニック症の人とか、やっぱり圧迫されるのが一番、入りづらさをすごい感じるというのを聞いたこともあって、その中でやっぱり窓はできるだけ、付けれるところは付けたいっていうところで、この小窓も付けさせてもらったっていうところがあるんですけど。始めに付けようとしてたのはこのちっちゃい窓を何個も付けようと思っとったんですけど、いやもう大きく、どんと開けてほしいという願いがあって、つけてもらったんですけど。

 

社長:いいですね!全然。下手な家よりも解放感あって。

 

安大さん:(笑)

 

社長:お店の中だと意外とほら、お店の方が奥に入っちゃうと苦しくなるじゃない?

 

安大さん:ああ、そうですね。

 

社長:でもこれってここ開けてこう…

 

安大さん:そうですね、風通りがすごい良いので、こうやって(ドアを)開けとっても凄い風通りが入ってくるんで。

 

社長:外でやってるって本当に幸せだよね。

 

安大さん:だから本当に春とか秋とかだったら、エアコンとかほぼ使わずとして、窓を網戸にしてあげて開放的に。で、親御さん達もやっぱり一緒に乗って、なんかこうテーマパークみたいな感じで(笑)子供さんとかも凄いこの車喜ばれてて。だから自閉症の子達も本当にこの車に、若干やっぱり初めての事を自閉症の子達にさせるっていうのは、先が、見通しが見えなくて怖くて。でも1回乗った子はもう、2回3回と乗ってもらって家の前で切ってあげると、親御さんもすごい安心なさってて。

 

社長:テーマパークだよね。

 

部長:おもしろいですよね。

 

安大さん:本当に、このリフト乗って降りるだけでも楽しんでもらえてるというか。たまに娘も遊んでますけどね。

 

社長:(笑)やっぱり実物(見に)来てよかったね!

 

安大さん:ありがとうございます。

 

社長:どうなのかな?って。自分の車と(比較して)想像しても。

 

安大さん:でもやっぱり実物を見てないから、高齢者の方々っていうのは感覚だけで、トラックで来てもらえるっていうそのトラックが、軽トラなのか普通のトラックなのかっていうところがあって、電話予約の中では基本「(家の前まで)行けるやろう!」的な感覚で言われるんですけど、でも家の駐車場の前とかはGoogleアースで調べるんですよ。調べた結果で言うたら道が狭すぎて行けないとかっていうのもあって。それも現代で言うとGoogleアースがあるから見れてるっていうところもあるし。でもホントね、この車小回りは効くんでね。

 

部長:因みに収納スペースとかって?

 

安大さん:収納スペースは、これも大工さんに作ってもらって。

 

社長:すごいすごいすごい。

 

安大さん:ここ(窓の上部の隙間の収納スペース)衛生。コロナの時にやっぱり病院の中に入るってなった時には絶対必要なグッズはここに入ってて、ここはもう予備のクロスとかエプロンとか。ここもそうですね。あとは(窓下の収納スペースを指して)パーマ材とスタイリング剤と。でカラー剤は基本お店から持ち込んでここに入れたり、ここに一応若干在庫は置いてますけど。ここも一応本当はシンクなんですよね。でもまぁシンクは無くても良かったかな。でも物はちゃんと置けるんで。

 

部長:(棚の下のタンクを指して)こっちの下はエンジンとかそういう?

 

安大さん:これ違うんですよ!ここに秘密が。ここがタンクなんですけど、こっちの黄色のタンクが清水タンクできれいな水、でこっち(赤)が排水。で、100Lの清水に対して100Lの排水。この車っていうのは車を止めてすぐ動かせるものとして今作ってもらっているので、基本なんですけど、向こうの施設とかで排水を借りないといけないとか、水を借りないといけないっていうのは無いんですけど、大体100Lあったら8人ぐらいのシャンプーとトリートメントぐらいまではいけます。でもそれ以上の施設さんとかっていうのも全然あるので、そうなってくるとどっちかっていうと、外水栓と排水機能さえ付ければずっとフル回転できるっていうような形で作ってるっていう。

 

社長:それを想定して作ってあるってことだ?

 

安大さん:そうですそうです!何が一番凄いかって言ったら、全部がこれフルオーダーではあるんですけど、もしこのホースが壊れたとしたら、僕が全部直せるように、ホームセンターで売っている道具なんですよ。こういうタンクとか。タンクが破損したからこれ作ってくれとかじゃなくて、基本はどっちかというと、タンク壊れたんやったらホームセンター行ってこのタンクとか買っておいでとかって作ってくれた会社があって。使っていったらやっぱり劣化していく物って多いじゃないですか。それを逐一僕が自分で修理していきながら。

 

部長:これがシャンプー台ですね?

 

安大さん:シャンプー台ですね。

 

部長:こっから水が出てこうなって…(シャンプー台の下のタンクを指して)こっちのタンクは?

 

安大さん:この(さっきの)100Lのタンクっていうのは本来であれば10人から12人までいけるんですよ。この水(清水)をまずここ(シャンプー台の下のタンク①)で受け取って、こっから(シャワー)から出すっていう機能性ではあったんですけど、今1件1件使うという形で、別に贅沢に使っても問題ないんで、この(シャンプー台の)緑のホースが給湯器と直結でつないでいるので…。直結でつないだらこれもややこしい話、水道の水圧の加減で吸い上げる力がこっち(100L清水タンク)に加わる力が遅いんですよ。その結果、溢れてくるっていう現象にもなりかねないので、ここに(タンクの足元)プレートを入れてるんですよ。

 

部長:おぉー、万が一(水が)来ないように?

 

安大さん:来ないように。だからこのシステム自体を使いこなすのに、本当、僕はもうわかってるんですけど、これをスタッフに教育するのは本当に難しくて、カットを教えるとかのレベルじゃなくて(笑)

水圧をあんまりかけすぎたら排水が追いつかなくなってくるし、でもその逆はお湯が今度また出なくなるんですね。給湯器も水圧がかかってお湯に変わってくるんで、水圧がかからなかったらもうお湯にならないので。この機械がまた止まっちゃうんですね、給湯器が。

 

社長:すごいよね、ここに給湯器あるの。

 

安大さん:室内にも、この辺にも(給湯器を)付けられるよとは言われたんですけど、ガス系なので、僕と二人で何かあったら困るので、そう言う意味では外に付けてくださいっていう形で。だからこの幅分ですかね、ちょっとへこんでしまった分部屋の中が狭くなった分(給湯器を外に付けたのでその分室内が狭くなっている)、シャンプー台がこういう形(斜め)じゃないとできなくなったっていうのもあるし、もちろんこのゲートが隠れないといけないので。もう1cm2cmでこの車全部勝負してるって言ってたんで(笑)見る人が見たらマニアックすぎてっていうね。

 

部長:おー、意外と拘って、でもギリギリのあれで…

 

安大さん:全部ギリギリですね。

社長:もう見てギリギリ。無駄がない。私はキャンピングカー乗ってるからわかる。

 

安大さん:なによりこの、(入口の)ドアを付けるか付けへんか、パーテーションじゃなくてカーテンのやつにするのかっていった時にも、やっぱりエアコンついててもドアがちゃんと付いてなかったら密閉度合いが凄いレベルが低いって言われたので、もうこれも本当に業務用の、業務用というか普通の家のドアをここに付けていただいてっていう形。だからこの桟とかも、全部家用の。ここもLIXILの窓なので。

 

部長:そうか、なんでわざわざドア?って思ったんですけど、ドアがあった方がやっぱり密閉するから中があれですね。

 

安大さん:もう全然違いますね!中はエアコンがガンガンに効くので、(エアコンを指して)これたぶん6畳用のエアコンなので、ここ6畳もないじゃないですか(笑)温度を上げてるけど、めちゃくちゃキンキンに冷えるっていうか。真冬は真冬であったかいですしね。家の前から玄関先に車椅子をつけて、乗る瞬間だけちょっと寒いだけで暑いだけで。でも乗ってしまえばもうここは快適なんで。

 

社長:(Welcomeと書かれた入口のドアを指して)この時点でお店屋さんで良いよね!

 

安大さん:そうなんですよ!

 

社長:お客さんがテンション上がるよね。

 

安大さん:Welcome!!!

 

社長:これ最高!!

 

安大さん:最高っす!!(笑)

 

社長:大体蛇腹(カーテン)だな、私なら。バリバリ!の方が場所取らないから(笑)

 

安大さん:一番僕はこの車を作るにあたって、手を洗うとか、キッチンカーとかだったら水圧なんか関係ないんですよ。

 

社長:シャンプーするからね。

 

安大さん:そうなんですよ。シャンプーするってなったら、ちょろちょろの水だったら汚れが取りきれないっていうか。だから水圧にめちゃくちゃ拘ってての、半年くらいは費やしたらしいですね。水圧が弱すぎて最初はもう、こんなん仕事にならないって言って。で、最初給湯器付けるかどうか迷ったんですけど、ガス協会も、こういう移動式のキッチンカーとかに給湯器をつけるとかガスボンベを積むとかっていうのは、もうご法度過ぎるって言って付けたくないって。でもやっぱり名乗り出てくれたガス会社の方がいらっしゃってて、その方も高齢者の方と向き合っているという方なので、「俺もなんか力を貸してあげたいから、俺が付けてあげるわ!」って言って、加古川で1件だけガス会社の方がいらっしゃってて、付けてくれたんですけれども。それが無かったら本当に稼働はちゃんとしていないですね。

 

社長:ちゃんと呼び込むんだよね、念じると。

 

安大さん:ずっと活動してたら、どこからともなく繋がってくるっていうか。

 

社長:応援団が出てきますよね。

 

安大さん:いやホントに。だから「また困った時は助けてな」って言われてるので、「もちろん言ってください」とは言ってるんですけど。

 

部長:こっちの、さっきの発電機ですかね、見させてもらっても?

 

安大さん:発電機に行きますよ。

 

社長:(リフトに乗って)これが怖いよね、全員乗れるっていうのは凄い。

 

安大さん:乗れますよ!

 

部長:おおー(笑)

 

安大さん:テーマパーク(笑)

 

安大さん:(発電機の所へ来て)美容室っていうのはそもそも電気が無いと。ガスもそうですし、ドライヤーもそうですし、全てに対して電気をここで供給してるって感じですかね。

この発電機で。(トラックに発電機が繋がっている)

 

部長:ほほう。ちょっと素人なのであれなんですけど、それぞれ個別に(電気を)取ってるって事なんですよね?これとこれと…。

 

安大さん:意味合いが合って、この1番2番3番4番の…。エアコンと、中の、携帯充電するとかバリカン充電するとかっていうのは、これとこれ(1番と4番)を繋がないといけないんですよ。で2番と3番を分散。これも、ここにもう1台ある発電機を繋ぐっていう形で(電気を)取ってるんですけど、これ繋ぎ間違えたらこいつ(発電機)がダメになるんですよ。

 

社長:怖いね!女の子にはできないよね!

 

安大さん:そうなんですよ。1600wってここに書いてる、この中で、(1番と4番を指して)この2つで1600wに収まるんですよ。でも繋ぎ間違えて(3番を指して)これも、温水の引いた後にエアコンで繋いでしまうと、これたぶん2000wくらいになるんですよ。

 

部長:なるほど!

 

安大さん:だからオーバーしてしまったら。今度はこっち(発電機)がすぐ壊れてしまうので、その為に一応分散してするような形でここに全部書いてもらってるんですけど。でも通常であればこれも普通のコンセントと一緒なので、お客様のお家にコンセントがあれば、外の外部電源があるんやったら刺して。たまに朝8時半とかからで、早朝で、この発電機の音ってちょっとうるさいので、「ちょっと(電源)お借りできませんか?」っていう形で借りれるんであったら刺してしまって、これ(ケーブル)で届かないのであれば、延長コードを持ってきてって形でさせてもらってて。でも基本はどこでもできるっていうようなスタイルを作ってて。で、もし100Lの水がもうパンパンで、持って帰る水がパンパンだったらここで繋がってる…。

社長:排水できちゃう?

 

安大さん:はい、(排水部分を指して)ここと汚水桝があったら、そことホースと繋いじゃう。そしたらもうこれずっと稼働すると。で反対側に(トラックの後ろについているホースを持って)これが外の水道と繋いでしまうと、これと今度給湯器が直結しているわけです。

 

社長:すごい!

 

部長:はえー。

 

安大さん:でここに(トラック後部、給湯器の下)に車内ポンプっていうのと、水道ホースと。これ(給水弁)も使う側によって変えるというか、中のあの水(タンクの水)を使う時はこっち(左)を緩めると。でもあの水(タンクの水)がもう無くなったら一回閉めて、こっち(右)を開けると。ほんじゃあここ(ホース)と繋がるって感じですね。

 

社長:すごい、どこでもできるんだよね仕事ってね、やる気があればね!

 

安大さん:やる気があればどこでも!

 

社長:でもこれって本当に寄り添っていくよね。

 

安大さん:そうなんですよ。

 

社長:私たちの基本の、お客さんが望むことを叶えるっていうのが。

 

安大さん:一番直結で近いかなという物として作って欲しいっていう願いを込めているので、お客様とかには本当に喜ばれている形でしかないです。

 

社長:文句言う人はいないね。

 

安大さん:いないですね。

 

社長:文句言うなら同業者だね。

 

安大さん:ああそう、ほんまにそうです(笑)それでしかない(笑)

 

社長:訪問理美容ってね、やっぱり私たちは、美容師さん理容師さんはなんだけど、お客様が喜ぶことをどこまで、その要求を満たしてあげるかだから。

 

安大さん:そうですね。

 

社長:だから、お店に行けないけどお店に行ったような雰囲気をほとんど叶えてあげる、だって全然(トラックの中に)入ったら、下手なサロンよりちゃんとね。

 

安大さん:そうなんですよ、もう完全、1人の空間として。で、今だったら本当に、コロナがちょっと落ち着いてきてますけど、コロナの時でも、大衆美容室とかではなくて、マンツーマンぐらいで仕事させてもらう環境があるので、親御さんもすごい安心して。

 

社長:安心を買ってるよね。

 

安大さん:はい。

 

社長:そうだねぇ、でもこれだけできるってすごい!さすが!で、またこのね、派手な目立つ色で走ってくれるのはすごく良いね。

 

安大さん:そうなんですよ。

 

社長:明るくっていうのがね、暗いイメージがあるからね。

 

安大さん:オレンジに拘ったのも、認知症っていう形のサポーターキャラバンっていう、それが全国にあるんですよ。で、その中の色がオレンジカラーなんですよ。

 

社長:あぁそうなんだ、勉強になりました。

 

安大さん:サポーターキャラバンに入っている人はバンドがあるはずなんですよ。オレンジバンドが。それを巻いている人は、「認知症の勉強してますよ」っていう称号なので。

 

<トラックを作った理由とは?>

部長:いくらかかったかっていう、ちょっとお金の話をしたいので…。

 

社長:年とお金の話は聞いちゃいけないってね、年寄りが(言ってた)

 

安大さん:(笑)

 

部長:ちょっと中に行きますか。

 

中へ移動

社長:大体ね、キャンピングカーの中に入ってね、寝てるの、家でも(笑)だからね、意外とこの、人間の心理のアレを満たすよね。広ーいのも良いんだけど、小さいっていうのがね。

 

安大さん:手の届く範囲で全部あればもう、それが最高ですよね。

 

社長:だから今ってね、こういうの(キャンピングカー)が流行ってきてるから、お客さん贅沢だよね。

 

安大さん:あぁ、そうなんですよね。商売っていう形までで僕は考えていないんですよ。困っている人のために僕は動いてあげたいっていうところが一番。

 

社長:あのね、それ大事なの。お金を追いかけてお金は逃げるんだけど、やっぱり自分が何かしてあげたいって、なにかこう、お金がね、後から「使ってください」ってくっついて来るから。そこの追い方がみんな間違えてるんですよ。

 

安大さん:そうなんですよね。

 

社長:自分の好きな仕事を、そうしていきたいとかこうしてあげたいんですって言うと、応援が山ほど来るんだけど。夢を語るって大事だと思う。お金を語るとね、ちょっと腹黒いんだよね。

 

部長:ちょっとなんでこのトラックを作ったのかっていうと、やっぱりそういったところの、困っている人を助けたいとか、何かきっかけはあったんですか?

 

安大さん:基本はそうですね。きっかけは、本当にただただ自分の高齢者のお客さんが来れなくなってて、僕が在宅の方で仕事はさせてもらってたんだけども、でもカットだけっていうのは、まぁやろうと思えば家の中でカラーとかパーマとかもできない事も無いんですけど、でもやりづらさをすごい感じてて、自分の仕事がパーフェクトに出せないっていうのが一番の辛さを感じてて、それだったらこういう形で箱として作って行動出来たら一番理想かなっていうところがあって、なにかこう形としてできたらなと思って、そこからスタートですね。本当に高齢者の方々の目線で。でも今は本当に、高齢者だけじゃないです。障がい者の方が6割ぐらいですかね。やっぱり高齢者の人も本当に困っている人が多いですけど、障がい者の人の方がどっちかっていうと、親御さんが一番どうやって美容室に連れて行ったら良いかもわからないし、家で切ってもらってももう毛まみれになってるし、とか。だから道具っていうのも一つの本当に大事な物として、ハサミはもちろん僕も美容師なので大事なんですけど、本当に施設様とか利用者さんが一番理想として早く切ることができるっていうのが、一番の目的であって良いんじゃないかなっていうところはあって、早くするだけが仕事じゃないんですけど、クォリティを上げながらっていうところでね、仕事の方させてもらえたらなっていうところがあって、本当にエアクリッパーは最高です!

 

社長:ありがとうございます!でもね、似たような商品って元々やっぱりあるんですよ。であそこがね、色々言ってくるけど、やっぱり(安大さんが)今言ってたみたいに、クオリティを上げることが美容師なんで。だからこの頃言うのは、ハサミはどこでもあるんですよ。だから、家庭でみんな真似してカットして失敗して美容室に来るじゃない。同じようにやっぱり技術っていうのか…欲だよね。私がエアクリッパーをどんどんどんどん直して(改良して)いくのはやっぱりこれと同じように、もっともっと技術が今のサロンと変わらない技術にしていかなくちゃいけない、してほしいっていうのが本当の願いなのね。クオリティを上げてってことで。

 

安大さん:そうですね、僕たちのクオリティを上げることによって、お客様・利用者さん達がより良い空間の中でキレイに早くできたら、一番パーフェクトじゃないかなっていうところも。

 

社長:お客さんが満足するところを追っかけていくっていうのがプロだよね。

 

安大さん:そうですね。

 

社長:そこをできるかできないかだよね。

 

安大さん:そこのプロ意識はやっぱ、下げるのは本当に簡単なんですよね。

 

社長:そうそう。

 

安大さん:上げていこうと思うのももちろん大変なんですけど、そこを乗り越えることによって得る物もたくさんあると思うのでね。

 

社長:本当にね、これからこういう時代がもうね、やっぱり向かって来ているから。

 

安大さん:そうですね。

 

社長:やっぱり待ってる時代では無くなってくるのね。

 

安大さん:そうです、だから待っとっても仕方がないから行く。待っとってもたぶんもう来ないっていうところがあるので、やっぱりもう行ってあげるシフトチェンジは絶対必要じゃないかなっていうのはあって。この辺の地域、加古川の方でも本当にそこが(高齢化が)かなり急ピッチで進んでしまっている現状なので、それと共に高齢者と障がい者(の数)も、同じくらいの速度で伸びてきてしまっているので、そこを僕が第一人者として進めていきたいなっていうところがあって、このおっきい箱を作ったんですけど。これは本当に障がい者もいけますし、高齢者もいけますし。

 

社長:なんかこの車のカラーって、なんか逆に言えばみんな使いたいよね。喜ぶと思う、パーフェクトだと思う。

 

<お金の話>

部長:因みにこの車、この車っていうかトラック、大体いくらぐらいかかったんですか?

 

安大さん:ええとね…トラック自体は250万!

 

部長:トラックが250万。車両代だけですよね。

 

安大さん:車両代が大体中古で、何年落ちだったかな…10年は経ってないですね。

 

部長:何キロぐらい走ってるんですか?

 

安大さん:走行が6万キロ。だからまだ走ってない方なんですよ。走ってないし、事故車でもないですし、結構程度の良いやつを250万で譲っていただいて。そっから架装代にすごいんですよ。750万!!

 

部長:唖然

 

社長:(笑)

 

安大さん:750万の内訳というのは、結構細かく言うんでは無いんですけど、650万くらいはこの架装費なんですけど、後はこういうシャンプー台とか車椅子だったりとか、そういうのも込み込みで1,000万くらいですかね。

 

社長:うーん

 

安大さん:でもそれくらいは必要ですね。でも軽四とかでできるのかって言ったら、500万くらいでできない事はないと言われたんですけど、それはそれはもう狭すぎて。僕たちが今度腰が痛くなるとか、本当に自分たちの負担が…お金の負担は下がりますけど、でも自分たちの負荷は上がるので。これはもう、これより小さくはできないと言われました、作ってくれたメーカーも。

 

社長:私ね、思うんですよ。私も昔のバリカンもね、80個くらい買い占めたとかいろいろ言うと「ええっ?」って言われましたし、すごくビックリするかもしれないんだけど、基本的に私なんかの年代の人って、どこかお店を出すと、保証金を出す、内装と…でやっぱり1,000万は越えるのね。だから商売としては私はやっぱりこの訪問理美容って同じ感覚なの。商売なんだよ。だから基本的にお金がかかって当たり前。でもそれってほら、コマーシャル費にもなるし、待たなくて良いし、無駄な時間が無い中の今の時代にマッチした、かけられるお金。移動でどこでも行けるっていうのは、これはすごい強みだから。

 

安大さん:そうなんですよ。でも2年前にこの車を作った時に、融資の方を受けさせてもらうっていうタイミングも、ちょうどコロナっていうのがあったので、融資を受けやすかったっていうのはあるんですけど、正直選べばなんですけど、助成金だったり補助金だったりあったかもしれないんですよ、その時は。でも現状その時僕が色々調べた結果で言うたら、申請はしたんですよ。日本商工会とかにも申請したんですけど、やっぱりキッチンカーの方とかの申請は通ってるんですね。でも兵庫県の加古川市っていう場所で、こういう訪問理美容のトラックを初めて作ろうと思うので、結果を出していきますからお金の融資以外に助成金とか補助金出してもらえませんかっていうのが通らなかったんです。

 

部長:補助金が無かったんですか?

 

安大さん:無いです。

 

社長:でもね、同じ。やっぱり先に走る人ってすっごい大変なの。だからこういった物も、たぶんこれからの人は、この車をやる時にもう例ができてるから。

 

安大さん:だから楽やと思うんですよ。

 

社長:もう楽!これからやる人たちはね、これを見てる人達は楽よ。ここでこういうのがあってこういう風に動いてるっていう。これからの人たちは、時代がこうやって動く時代になると思う。

 

安大さん:そうですね。1台目の人は本当に苦労して、2台目3台目を企業として立ち上げるところは、ノウハウの方を僕たちから得て、そこから実行に移していくっていったら、お金の面ではお金の面ではたぶんいけると思います。

 

部長:因みにこれ、維持費とかってどのくらいかかるんですか?

 

安大さん:維持費は…普通に車検が2年に1回。これ8ナンバーなんですね。8ナンバーだったら大体1年に1回なんですけど、この車だけなぜか2年なんですよ。兵庫県の加古川って姫路ナンバーなんですけど、『美容』って書いてあるんですよ、車両のところに。それが登録された1台目なんですよ。

 

社長:うわ、素晴らしい!

 

安大さん:だから1回目の車検を、これをこのまま陸運局に持って行って、「こんな車はダメです」「こんな見たことも無い物は通せません」って言われて、1回持って帰って行政書士入れて、そこから車検証を発行してあげてくださいっていって、初めて車検証ができたっていう。で、美容って書いてるんですよ。

 

部長:美容専用車両が今までなかったって事ですよね(笑)

 

社長:でも、今までやってるところはいっぱいあるのよ。

 

安大さん:あるんですよ。

 

社長:いっぱいあるけど、そういう括りを多分取ってないんだと思う。

 

安大さん:だから、本来であれば8ナンバーっていったら1年に1回の車検なんですけど、なぜか2年で良いって。

 

部長:へぇー。

 

安大さん:だから特別っていうか、特別車両になってるっていうか。だから車検は2年に1回。と、あと車の保険ですかね(車両保険)。と、この中でもしなんか高齢者の人が倒れたときの保険を別にかけないといけないんですよ。車両の中では(通常の保険は)通用しないので。

 

部長:あ、そういう事か!

 

安大さん:そうなんですよ。外の車を僕が運転しててぶつけた場合は、それは車の保険でいけるんですけど。

 

部長:交通事故とかですよね。

 

安大さん:そうです。でもこの(トラックの)部屋の中に入って車椅子を動かそうと思った反動で、車椅子が万が一こけた!ってなった場合は、ここの中であったことに関しては、基本はまた別の保険をかけないといけない。でもそこまでは高くなかったですかね。でも、維持自体はそんなにめちゃくちゃ大きな費用は無いですかね。

 

社長:すごくいいよね!時代にマッチしててね。お店って普通は一か所にいてずーっとやるのよ。だから今融資って、飲食も厳しくなってきてるし、お客さんが(お店に)来ない時代に変わってきた、もう。美容室も、(お店を)出すのにちょっと大変。でもこれって、もう(お客さんが)いる所に向かっていく仕事に変わってきてるから、待ってなくて良いんだよね。いつ来るのかなって指咥えてなくて良い時代?で自由な働き方。夢だよね、ある意味ロマンだね。

 

部長:ロマンですか。

 

社長:ロマン!

 

安大さん:ありがとうございます!ロマンを運びます(笑)

 

社長:私はロマンだと思うし、自分はこれからね、みんながやる人達が、訪問理美容っていうのを、「いや僕は施設の中に入る」。入るのはもちろんお客様の要望。「僕はその場所に行ってお店のようにやりたい」って言う人には、これは次のステップには凄く良いと思う。

 

<相手の反応は?>

部長:因みにこれで(トラックで)施設にも在宅にも行かれるんですよね?

 

安大さん:もちろんです。

 

部長:その時の反応ってどんな感じですか?

 

安大さん:本当に、見た事の無い形の物なので、まずどんな車が来るのかっていう。まずオレンジの車が来た時点で「わぁっ!?」ってなって。で、この後ろのハッチバックを開けたらもう中にこの空間が、まさかこんなにシステムが全部整っているとは思ってはなくて、すごい何か貧相なイメージであったのが、もう1から10ぐらいの階段ステップ上がったぐらいの、インパクトが強すぎるって言って。まぁ外の絵もインパクトなんですけど、この中の空間を見ても、やっぱりインパクトが強い。

 

社長:まず表からも楽しい!で、開けてもまた楽しい!これって大事だよね。

 

安大さん:パフォーマンスってめっちゃ大事ですね。やっぱりモチベーションがね、施設にいる人とか在宅にいる人でも、プラスマイナスで言ったら、最初はマイナスから。でもカットしたらプラスなんですけど、その前にワンクッション、この車とこの中の空間が入るだけでも、その時点でもうプラスになっている人もいるんですよ。なんかテーマパークに行ってるみたいな(笑)

 

社長:だからもう、入った時点で不機嫌じゃないんだよね。入った時点でワクワクだから、その中でどんどんどんどん自分はキレイになっていくじゃない?だからテンションもアップだよね。

 

安大さん:そうなんですよ。

 

部長:こう、非日常感が味わえるのが良いですよね。

 

安大さん:そうなんですよ!美容室に来たっていう印象が、家の前に出てすぐに美容室っていうね、そこが一番インパクトとして、親御さんとか施設さんの介護士さんとか看護師さんとかは、もう「すごい!」と。だから、持っている物が(トラックのような)大きい物と、エアクリッパーっていうちっちゃい物であっても、パフォーマンス性がすごい高いっていうか。でもそこまでしてあげたいっていう気持ちが無いとあかんかなって。

 

社長:それが私たちの…やっぱりほら、うちらも言うじゃん。昨日ね、障がい者の施設で、うち3年間(施設の中に)入ってないんですよ。3年間ね、軒下でこう(カットしてる)。だから受付も何も一切入らない。カラーもですよ。カラーも、寒い雪が降っている中でも塗ってあげてタオルして入るっていう。昨日もやっぱり外でやるんだけど、外でやるから天気の良い日なんかは最高なわけ。風が吹いてる中で、みんなエアクリッパーでカットする。それだけでもう嬉しくて、暴れる子がいない。だからその、当たり前にやってきてることが当たり前じゃなくできる時代にこれから来てるから、そこは先取りだよね。

 

安大さん:でも本当にやっぱりね、先取りするのってめちゃくちゃ大変なんですよ。お店で仕事しながら、お客様のカットしながら、頭の半分どこか別の事を考えて(笑)だから本当に、その繰り返しをずっとしてて、去年おととしぐらいは本当にしんどかったなぁって。今ももちろん訪問先行って帰ってきて仕事戻ってしてるんですけど、それも大変なのはあるんですけど、その土台があったから今があるのかなって、自分はもうプラスとして考えられるっていうところもありますね。

 

部長:ちなみにこれ(トラック)で行くじゃないですか?当然トラックで行くわけですから、施設とかでもカットするのはトラック内でやるんですか?それとも施設の中でやるんですか?

 

安大さん:人数が結構多いときで、もうシャンプーは要らないっていう形であっても、人数が少ない場合は取り敢えず中に乗ってもらって(カット)してあげたい、それはもう気分転換させてあげたい。でもやっぱり人数が30人とかなってきた場合は、もう本当に申し訳無いんですけど、カットだけのお客様はエアクリッパーで室内で切るっていうところで。でもシャンプーとカットするっていうお客様は、特典として(笑)この車に乗ってできるっていう。で、カラーもパーマもストレートもする人いらっしゃるんですけど、そういう方々でもできるだけ時間がかからないように、クイックカラーとかクイックパーマ剤も今もう出てきている状態なので、そういう物を使ってできるだけ前か、もう前後に振ってしまって、後はシャンプーカットっていう形をメインとしてさせてもらってて。でもやっぱり中にはカットだけしてて、でシャンプー、カットして、で次はカットとカラーしたいっていう人がほとんどなんですよ。そういうお客様がちょっとずつ増えてきたら良いなと思ってます。今一番元気になったお客様が施設様にいらっしゃるんですけど、施設様の時間、許してもらえるのであれば、店舗まで来ていただいてて、本当にみんな元気になってきてるっていう。

 

部長:どんどんどんどん元気になってる?

 

安大さん:活性してますね!

 

部長:へぇー!

 

安大さん:モチベーションが上がってくるんですよ、カットするっていう事で。

 

部長:サロンに来られるようになったら良いですよね。

 

社長:それが本当の理想なの。

 

安大さん:僕は理想ですね。

 

社長:だから、いつも言うように、サロンから自宅に行くけど、自宅からいても帰って来れるように、だから取り合うわけじゃなくて、いずれはサロンに戻れるようなモチベーションに上げてくっていうのが私たちの仕事。だから何ていうのかな、どこでも七変化のように変えられる、そのお客さんに合わせられる、それが一番大事!

 

安大さん:やっぱいっぺんにね、ハードルを…「おばあちゃん、店行こうよ」って言うのは、それはすごいハードルが高すぎるところやと思うんですよ。だからその前にワンクッション、施設の前であったり家の前であったりで、そこで一回カットしてあげて、で僕も「加古川で美容室してるんです」って言って、「また元気になったら行きましょうね」っていう話を持ちかけながら、ここで仕事をしてあげて、慣れてきたら、今店舗の方に来ていただいているお客様がいらっしゃるので、店舗に来たら僕はもう…わ~!!!って(手を振って歓迎)。もうそこは全力で相手してあげて。

 

社長:全力で!(笑)

 

安大さん:はい、もう周りのお客さんとかスタッフとか気にしないで「わ〜!来てくれたんですか~!!」言うて。それぐらいのパフォーマンスがあって良いのかなって。

 

社長:ほんとほんと。手を振るとか笑顔は、お金かからないから。

 

安大さん:(笑)

 

社長:あれ本当もったいないと思うんだよね。

 

安大さん:いや、良い事なんですよね。

 

社長:すごく良い事で、それがやっぱり大事?100人いれば、スタッフさんもいつもニコニコできないでしょ?

 

安大さん:そうですね。

 

社長:だから、いろんな愚痴もこぼせたりとか話せたりとか、外部の人と喋るっていう事は、人間は基本楽しいわけだから。

 

安大さん:そうなんですよ。

 

部長:やっぱりトラックで行くと目立つから良いですよね。「あ、これ安大さんだ、あのトラック!みたいな」

 

安大さん:そうなんですよ。もうこれを今運転できるのは僕だけなので、だからこのトラックを見たらもう安大さんが乗っとるっていう。ここ加古川っていう場所、加古川という川が流れてるんですけど、反対車線、川の向こう岸に安大さんがおるっていうのをわかっている状態のお客さんがいらっしゃるので、もうどこにおってもわかるっていう(笑)

 

<トラックで大変な事は?>

部長:結構始めの時にSNSでこのトラックを見たときに、社長も僕も「このトラックで施設訪問に行くのはどうなんだ?」っていうのを思ってたんですよ。ぶっちゃけうちとかは、数こなしてなんぼみたいな感じだったので。こんなトラックで行って大変じゃないのかな?っておもってたんですよ。

 

安大さん:いや本当、施設に行くと、今15名様ほどこれ(トラック)で、日を分けていただいて、先週ぐらいだったら1日で1件ずつ回っての5名様。めちゃくちゃしんどいですね。

 

社長:(笑)

 

部長:5軒在宅へ行ったってことですよね?

 

安大さん:そうです。その家の目の前で、今さっきの発電機の準備だとか、やっぱり外の準備周りが結構大変なんですよね。トラックのエンジンを切りました、ハッチバックを開けました、「はいどうぞ!」だったらめちゃくちゃ良いんですよ。でも、発電機を出したり線を繋いだり、何かしらする動力っていうのが、美容室だったら、朝行ったらもう電気点けたらおしまいじゃないですか。もうそれで開業できるじゃないですか。このトラックは、停めてから15分ぐらいですかね?あの発電機も1機20kgあるんですよ。それ2機下ろして、で今もこの空間を保ってますけど、やっぱりいろんな道具や車椅子を乗せたりしている状態があるので、まずその準備段階と片づけるの、キッチンカーとかだったら、朝の10時に開店準備して、4~5時に片づける。それを僕は、カットだけシャンプーカットだけであったとしても、そこに行ってその準備が前後に15分15分で、もう筋トレなんですよ。

 

社長部長:(笑)

 

安大さん:だから、去年と今年で筋肉が違うんですよ。もうパンプアップしてるっていうか(笑)そう言う意味では、何が一番大変かって言ったら、やっぱそこですかね、準備。

 

部長:あー、意外とやっぱり準備がかかるってことですか。

 

安大さん:準備に時間がかかるし、まぁ女性でも、できない事はないですけど、やっぱり体力勝負かなって。

 

部長:なるほど。

 

社長:そこにやっぱ愛があるかなんだよ。

 

安大さん:愛があるんです。

 

社長:そこまでやっぱり「私はこうしてあげたい」っていう人いるから。そう言う人はぜひこれと同じように仲間として走ってもらうのが一番嬉しいよね。

 

安大さん:そうなんですよね。

 

社長:やっぱりでもいる。そういう愛がある人は。

 

部長:社長だったら絶対無理だよね…。

 

社長:無理!!(笑)おばあさんだからね(笑)

 

安大さん:でも本当にね、若い世代の方々がもっと訪問理美容に…。

 

社長:絶対これならね、入ってくると思う!

 

安大さん:え、いや、…そうかなぁ…。

 

部長:(笑)いやこれロマンですよ、本当に(笑)

 

社長:これから若い人は、変な話、借金してでもこれを投資して、やっぱりお店をどこかに固まっているよりは、こういうね、スタイル良いと思う。

 

安大さん:そうなんですよ、考え方なんですけど、僕もお店を立ち上げてから13年経つんですけど、13年前にお店を1店舗立ち上げるのに、大体1,000万はかかってるんですよ。でもこれからね、少子社会と言われていて、「高齢者の方増えます」「障がい者の人が増えます」っていうのであれば、やっぱ行ってあげるという形としてシフトチェンジしていって、若い世代の子達がこういう車を作って活動の方、もっと余裕があるんだったら、もうちょっとこれを大きく作って、1.3t車じゃなくて2t車で行けば、多分もうちょっと幅はとれるはずなので、営業許可証っていうのは取れるはずなんですけど、ただでもやっぱり道によったらこのサイズ感が多分、僕は一番フィットしてて。

 

社長:あとはだから、営業で予約をどうやって取れるかでさ、指くわえて「今日来るのかな?」って天気を気にして商売しなくても良いわけだから。

 

部長:在宅とかも回るんだったらこのぐらいのサイズの方が、まだギリあれですか?

 

安大さん:そうなんですよね。やっぱり在宅とか、施設さんとかの駐車場って1枠って大体大きさって決まってるじゃないですか。で、この車の幅って大体普通の乗用車の幅なので、幅はもう全然クリアなんですよ。ただちょっと後ろにね、リフトが降りる分の縦長の所であれば、今この辺のお家とか、2台奥に突っ込んで、縦列で停める駐車場がある所が多いんですよ。なので横じゃなくて縦長の所やったら、もう全然この車は入るんで。ただ準備はめちゃくちゃしにくいですけどね。

 

部長:これで、さっき1日5件回る?

 

安大さん:1日5件です。

 

部長:大体1時間ぐらいですか?カットで。

 

安大さん:カットとシャンプーで言ったら1時間ぐらいですかね。

 

社長:料金って通常料金もらうんでしょ?

 

安大さん:通常でいったらそうですね、3,850円。

 

社長:プラス?

 

部長:3,850円がカット?

 

安大さん:今3,850円でシャンプーカットで、あとは出張費…なんですけど、今加古川市のお客様という形で、加古川市だけ出張費無料!!

 

社長:天使のようだね!!天使だわ!!

安大さん:で、このすぐ横に高砂市とか、このすぐ横にまた加古郡っていう、そっちの方は出張費1,000円とか。

 

社長:いや天使だわ!!

 

部長:出張費込みで3,850円?

 

安大さん:3,850円。今はしてるんですけど、それをまず僕は、お試しっていう形でもあっての価格ではあったんですけど、今加古川市の方がすごい事をしてくれてて、出張費も取ってなくて、「市の方も何かお手伝いさせてください」という事で、それで助成金っていうところを今ちょっとお話はさせてもらっているっていうところがあって。

 

社長:そっかー、やっぱり美容師の先生って神様だね!私いっつも思うんだけど、タクシー呼んで…ってなると、1,500…3,000円はかかるから、それプラスカット料金とあれ(出張費)をもらうっていう形を取らないと、数が増えてくれば、自分の体力も…。

 

安大さん:そうなんですよ、体力持たないなって思って。

 

部長:(笑)1時間で行って4,000円だったら行かないね(笑)

 

社長:行かない(笑)

 

部長:うちの場合は、5分でいけるから5,000円でもじゃぁいっかって言って、施設訪問の帰りにぺぺってやってくるぐらいなんですけど(笑)

 

社長:うーんそうね、まぁそれは家の中だから。家の中に入って、その空間で息を吸うのが好きじゃないんですよ。言っちゃいけないんだけど(笑)

 

安大さん:僕もこのトラック…本当に電話がかかってきて「カットだけなんです。お家の中でも良いんです」ていった時には、もちろんエアクリッパーを持って行った時の速さはとんでもないですよ。やっぱ5分とか10分ぐらいでカット終わっちゃうじゃないですか。片づけっていってもそんなに毛も落ちてないですし、だから1時間もいらないんですよね。ご近所さん周りもこの辺いるんで、そういう方々やったら、本当にエアクリッパーだけ軽四に積んで持っていくっていうスタイルで全然良いんで、それは、お金としてそこだけじゃ、この車は無いっていうところもあって。

 

社長:今は…わかった!今は宣伝の期間だから。ここが宣伝の期間だと、市とか国が「すごいな」ってなって、やっぱり一番目って大変なんだよ。で、そこを突破してくれたら、後の人はもうラクだね。

 

安大さん:でもまだ加古川市の中での訪問理美容師さんというのは、居るには居るんですよ。先生方が言っているように、昔のままの訪問理美容師さんがすごい多くて、その中でボランティア活動であったりだとか、やっぱりちょっと…趣味程度って言うんですかね、そういうところで、ちょっとした小金稼ぎっていう形でやってるっていう方の訪問理美容師さんは、やっぱり値段をめちゃくちゃ叩いてしまっているから、本当にこういう素晴らしい車があって、こういう形としてさせてもらえませんかって言って、例えば5,000円いただけませんかって言ったら、やっぱり響かないですね。クオリティは絶対に間違いなくこっちの方が、見栄え的に、作るスタイル的には、本当に全く同じものをここでさせてもらってても、やっぱり65歳以上の方で、年金で生活なさっている方からすると、本当にそこは今シビアなところではあるんですけど、でも実際これからの活動としたら、そこも見据えてどんどん…。最初からぼんって(価格を)上げすぎてするよりかは、最初は底辺から。なんでもそうじゃないですか。どん底から這い上がっていくって形で(笑)そこから何かまた改善するような形、その代わりやっぱりカットして終わりとかではなくて、高齢者の人って眼鏡かけてる人も結構いらっしゃるので、眼鏡を拭いてあげるサービスがあったり(笑)爪を軽く磨いてあげたり、ハンドクリームをちょっと付けてあげたりっていう、この(トラックの)中でだったら色んなパフォーマンス性はあるんですけど、家の中での限界ってやっぱあるので、そこはまだまだ秘めてる車なのかなっていうところがありますね。

 

部長:可能性はありますね。

 

安大さん:可能性はもう最大限にあります。ここでそれこそマツエクする女の子もいるんですけど、スタッフで。そういう子達をここ(トラック)に積んでまつげも。

 

部長:ほー、一緒に。

 

安大さん:そうなんですよ。でも前に施設でやってたお客様が店舗に来てくれた時に、「まつげもしたい」って言ってて、で、まつげもしてあげたらすごい喜んでて(笑)そういうなのもね、本当にここでも、なんでもできるっていうか、というところですかね。

 

社長:本当すごいなって思う。

 

部長:(笑)

 

社長:やっぱり大したもんだなって。ほら私なんかはね、お金もないからハサミと櫛でスタートだから、出だしが違うじゃない。やってるうちにね、思った以上に障がい者の方かわいいとか、お年寄りって最初めちゃくちゃ怒ってばっかりとかね、待つのが嫌いな年寄り嫌いだわって思ったけど、だんだん自分が年寄りに近づいたら、「そんな悪くも無いなぁ」って(笑)そうやって来てるスタートと、やっぱり「このお客様に!」っていうスタートラインが違うから、素晴らしいですよ。

 

安大さん:でも僕も福祉の方に入った時は、本当にそういう形で、中途半端な気持ちで、ちょっと考え方が甘い時もあったんですよ。でも入っていけばいくほど…。

 

社長:楽しいよね?

 

安大さん:めちゃくちゃ楽しいです。

 

社長:やっぱり私なんかもそう、いつも言うんだけど、利用者さんが「先生ずっと来てね」って。「表はお客さんが好きなところを選んで行けるんだから、自分たちは選んで行けないから、先生が来なくちゃ嫌だ」って言われてから、「あ、そうなんだなぁ」って思ってからは、私もどっぷり訪問にハマっちゃったんだけど。

 

安大さん:そうなんですよ。今もだから僕、普通の店舗の業務とここの訪問業務っていうのがあるんですけど、本当に今、訪問の方がすごい活性してきてるっていう。だから店舗の方の仕事もあるので、それを両立するっていうところもあって、ほんまに今…こないになってますね(笑)

 

部長:これで訪問する時は、サロンは一回スタッフとかに任せて?

 

安大さん:任せてて、でも任せる時は、午前中はスタッフに任せて午後は僕が入ってとか。もうすごい時は、朝入って朝抜けてまた昼に店舗に入って訪問して夜また訪問して店舗して、みたいな、本当にインターバルの繰り返しで。なんか二刀流になってますね。加古川の大谷翔平(笑)本当に両立。だから結構やっぱハードワークな所は今現状あって、でもそこもやっぱり見ておかないと、人にも教えられへんと思って。

 

社長:両方一応ね。

 

安大さん:やってるっていう所をね。

 

部長:因みにその大変なところで言うと、さっき準備が大変ってあったじゃないですか。その他でなにか?

 

安大さん:その他でで言うと…。

 

部長:車停めるのが大変ですか?

 

安大さん:基本、道が広かったら路駐なんですけど、そこもやっぱり行政とか自治体とかの兼ね合いで言うと、ホンマはそれはやったらNGなんですよ。だから引っ越し屋さんとかのあの時間帯は何か許されてるけど、「僕のトラックを路駐して家の前でこうやってしたら(ハッチを開けたら)ダメなんですかね?」って言ったら、それは行くたびに警察の方に許可証を発行する、で一回5,000円要るらしいんですよ。そんなんしとったらもう…。

 

部長:引っ越しとかは毎回(許可証)やってるって事ですか?

 

安大さん:引っ越しとかもしてないですよ。でも、それがまた警察の方とか言ってしまっても、事例が無いんですよ。

 

部長:へぇー、なるほど。

 

社長:そうそうそう、事例が無いってすごい大変なこと。

 

安大さん:事例が無いから警察も迂闊に「停めてやって良いよ」って言えないんですよね。

 

部長:あぁ…。

 

安大さん:そこが僕からしたらむず痒いんですよ。いいやん!って。

 

部長:(笑)

 

安大さん:良い事してるんだよ僕はって。

 

部長:(笑)という事は、どうされてるんですか?

 

安大さん:やっぱりもう、その近所の地域の方々と連携していて、公民館もやっぱり市の持ち物なのでアウトなんですよ。だから集会所とか、お隣さんのお庭が広かったらお隣さんの駐車場を借りたりとか。そこまで僕が車椅子で持って行って、そこで(カットする)。基本はやっぱり駐車場に入れてする。もしくはその施設様、もちろん施設様やったらね、駐車場持ってる所もあるんですけど、持ってない所もあるんですよ。施設さんによって。そういう場合は本当にめちゃくちゃ困るんですよ。そうなってきたらやっぱり部屋の中とか施設の中で、シャンプーが無いのであればエアクリッパーだけでっていう形で。そこは本当に臨機応変に対応はさせてもらってるっていうところですかね。でもこれだけ天気良かったら、この車を動かしてあげて、この中で切ってあげるのが一番理想ではあって。でも乗ってたら、警察の人が来たらすぐわかるんで。「やめて」って言われたら閉じるっていう形にはなってしまうんですけど。

 

部長:あー、なるほど。

 

安大さん:そこが難しいですね。

 

社長:まぁまだまだ世の中がほら、無いことをしてるから。すべて「ダメ」からスタートするんだよ。もう入る時に「これ通るじゃん!」っていうのは間違い。訪問理美容ってここにきてみんながやり始めてるから、「これが当たり前だよ!」っていう時代にね、全て動かさなくちゃいけないのよ。警察から何から全てが動いていくような。だって年寄りが多くなるんだから。

 

安大さん:だから全部が全部本当に1からというか0からスタートという気持ちでやらないと、全部が全部できると思っても絶対できひん事しか無いというか、だから加古川市の方にも言わないといけない事はいっぱいあるし、加古川美容組合の訪問の美容師の方々にも伝えていかないといけない事の活動はしっかりさせてもらってて、でもやっぱりそこは動いていかないと、僕が動かないと多分今の訪問理美容師さんというのはご高齢の人が本当に多いので、やっぱり昔のまんまでそのままズルっとズレてるだけなんですよ。だから、やっぱ誰かが変えるんだったら、僕ができるのであればやってあげたいっていうところがあって。

 

社長:ぜひやってほしい!

 

安大さん:やります!頑張ります!

 

社長:年寄りは頑固だからね。

 

部長:すごいですね、やっぱり。安大さん、なんでそこまでできるんですか?

 

安大さん:まぁ見て見ぬふりはやっぱりできないですよね。

 

社長:そうそうそう。だって、自分で食う分にはね、なんとかマジいけるじゃん。

 

安大さん:そうなんですよ。

 

社長:そうじゃないんだよね。

 

安大さん:なんか、普通が嫌なんですよね。

 

社長:そうそうそう!ただ変わり者なんだね。

 

安大さん:もう大分変わってると思うんですよ(笑)やるんだったらとことん、なんか無難っていうのが嫌なんで。

 

社長:そういう人がやっぱりやるんだよね。

 

安大さん:でも多いか?って言ったら多分少ないとおもうんですよね、そういう方々って。でも誰かがやらなアカンのやったら僕がやりますんでっていう感じですね。

 

社長:まさしくその通りだね。

 

部長:(笑)わかりました。ありがとうございました!

 

社長:ありがとうございました!では、お疲れさまでした!

 

安大さん:はい、ありがとうございました!

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この記事を書いた人
有限会社ディ・アイ・シー

会社案内 昭和61年にヘアーサロンアダムを開業、1年後に出張理美容サービスを開始。7年後にはビューティーサロン「イヴ」を開店とともに、在宅向け出張理美容「アダム&イヴ」を開業。 現在、50施設以上に出張しており、月間約1700人、年間約2万人の調髪をおこなっています。